北側に見える海の眺望を大きな窓で多く取り込みたい反面、標高が高く、冬には寒冷であるため、開口面積が大きいほど冬場には不利となる相反する条件をセルロースファイバー断熱、外付ブラインドを設置して解決しました。
最初に土地を拝見した時点で、平面プラン、外観は殆んど頭の中で描かれていました。土地は南傾斜で、日当り、通風、眺望の全て良好な土地で、土地がプランを既に導いているといっても過言ではないほど、明確でプランに迷い無く、要望についても1点を除き、取り込む事ができました。
道路と敷地の高低差を利用し、広大な半地下と2台分の駐車場を確保しました。
風致地区で、完全二世帯住宅にした場合、手狭になる住空間を地下室、ロフトを活用した4層にする事で補いました。税制優遇等を配慮し、長期優良住宅としました。
狭小+変形敷地を外観に表さないように外観デザインし、建築基準法の道路斜線については、天空率によりクリアしました。【建築家紹介サービス利用案件】
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