木造|建築家の設計事例

ローコストでのリノベーションを望まれながらも、オーダーキッチンの部分は譲れない。という条件が当初から明確だったため、予算的にも大きいオーダーキッチンから決定して、その他の部分を設計しました。

布団を干しための環境を整えるためにこのプランは出来上がりました。雨が当たりにくい深い位置のバルコニー、陽を採り入れるためのトップライト、雨を通しにくい格子網戸をセットしました。
この格子戸をロックすれば雨戸代わりにもなり、夜も安心です。

北向きの暗い敷地を、快適な住まいする為に、建物の真ん中に中庭をつくり、3階から、1階まで、日の光が白い中庭の外壁に反射しながら注ぐ地上までそそぐ、明るい住まいを提案しました。

この建物は都内の密集住宅地にあり、敷地面積10坪、許容建築面積7坪(角地)という非常に厳しい条件で計画したものです。
しかしながら、南側には寺院の緑が広がる絶好のロケーションでもありました。
このロケーションを最大限に生かし、豊かな住まいが実現しました。

内、外共に基本的に、手に触れる所は自然素材であり、職人さんが造ったと感じるような仕上げで提案させていただいています。

1日のうち長い時間を過ごすLDK、とくにキッチンにたつ時の視線を考えながら、敷地の中で一番気持ちのよい場所に配置した。
整理整頓がしやすいよう、また、インテリアがすっきりまとまるように、収納を分散させて造りつけ家具で設けた。

お客様のご要望のほかに、敷地面積が21坪(70㎡)、建ぺい率50%、容積率100%、東京都の第1種高度斜線という法的な条件がありました。

奥様の希望により台所の中央に御影石の作業台を設けました。床、壁、天井の無垢板と漆喰壁の自然素材です。

石場建ての古い住宅であったため、基礎や土台を確認したところ、一部は白蟻などの被害はあったものの、概ね健全な状態であったため、基礎や土台をそのままとし、限界耐力計算による耐力壁の確保
と、建物の揺れを小さくする制震装置を組み込み建物全体の耐震化をはかりました。

基本は木造ですが、一部が鉄筋コンクリート造車庫の上に載っており、段差を活かしたスキップフロアのある住宅です。法規上は混構造となっています。

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