木造|建築家の設計事例

採光の方法を検討し、敷地いっぱいのプラン二ングをし、外部階段ではなく室内階段とすることで木製階段を採用しコストダウンを検討。数字を書いたりする一般のアパートではない外観デザインとしました。

シンプル・コンパクト・ご主人主導の家づくり・男の子のいる家をテーマ

周囲の緑や空間の借景

周辺環境に調和するよう、木造・杉板張りとして、大規模な造成工事は行わず、傾斜地を活かした構成としている。
メインホールと和室棟は明確に分離し互いに干渉しないよう配置している。和室棟は眺望と日照条件に優れた位置に配置している。

◇開業につきもののコスト管理、コスト配分に時間をかけ検討し、予算内で実施できたこと
◇少人数のスタッフで最大効率があげられる平面計画、部屋配置、医療機器設置を行ったこと
◇患者さんへの安心感、信頼感、医療サービスに配慮し、各部各所の設計を具体化したこと

構造的な優位性から30帖のワンルームを2階に配置しました。
無柱にすると共にサッシュレスのガラス窓を設ける事で視界がさらに広がります。

既存のまま使えるところは極力残し、痛みが激しい範囲のみ模様替えした。その際に、京都らしさを感じられ、なおかつ、予算内に納まる素材、色、施工方法を選定した。

敷地は上下の2面道路に挟まれた斜面地で、東側の下の道路はかつて軽便鉄道が走っていた線路跡で今は緑道になっています。西側の上の道路からが建物へのアプローチになりますが道路向かいには学校のプールの高い壁が連っています。

敷地はよくある分譲宅地で、これから建て込んで来るであろう周辺の建物に対し閉じて暮らすのではなく、適度な透明性を持って生活が出来る様に計画をした方が良いな、というのが第一印象でした。

大人向けの落ち着いた、隠れ家的な上質空間を希望。プロ仕様のキッチンでお客様との会話が楽しめるライブ感も重要視されておりました。

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