木造|建築家の設計事例

木造2階で在来工法として2階に大きな浴室を持ってくるので、荷重計算や防水の収まり
を工夫してリゾートのようなお風呂を実現しました

設計当初ほとんどが空き地の新しい分譲住宅地で、周囲にどのような建物が建築されるかわからない状況での計画になりました。そこで、どの様な状況にも対応できるようにプライバシーを考慮しつつ、外部に開き環境を意識したプランニングを提案しました。

周辺環境に調和するよう、木造・杉板張りとして、大規模な造成工事は行わず、傾斜地を活かした構成としている。
メインホールと和室棟は明確に分離し互いに干渉しないよう配置している。和室棟は眺望と日照条件に優れた位置に配置している。

地上2階(木造)+地下1階(コンクリート造)の
混構造の住宅です。
実施設計:タイラヤスヒロ建築設計事務所・松本直子建築設計事務所 共同
基本設計:松本直子建築設計事務所

敷地は、兵庫県芦屋市の南に位置する。六甲山から芦屋浜へと注ぐ芦屋川の砂質土が堆積してできた扇状地と推測され、やや海に近い場所である。そのため地盤は若干軟弱ではあるが、芦屋の中では、比較的起伏の少ないなだらかな地形が形成されている。

居住部分と店舗部分をバランス良く配置することに配慮しています。敷地形状を最大限に活かすことを考え、2階スペースは、大屋根の下のワンルームとし、各スペースを点在させるイメージとしています。

内装については御施主様の要望をふんだんに取り入れ、かわいいを表現した。
壁は漆喰塗、床はパイン無垢材。
高断熱住宅で、断熱性能証明も取得。

急こう配な土地の為、外観にインパクトを与えるような設計・計画をしました。

建物の中心の居間が暗くて荷物置き場のようになっていてすみっこに暮らしていた。設計で大切なことは家族の中心を建物の中心に持ってくることと考え広いダイニングリビングキッチンとした。

子供を感性豊かに育んでくれるような、温かみと面白みのあるコンパクトでありながらダイナミックなプランとしました。間口方向と奥行方向のモジュールを変えるなど、材料の寸法を考慮しコストダウンも図りました。

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