シンプルモダン|建築家の設計事例

「家の中の縁側」

二世帯住宅は住宅の中でも特に難しい分野です。今の生活だけではなく、建てられた後の未来の姿にも目を向け、長い目でみて使い続けていけるプログラムを丁寧に組む必要があります。変わるものと変わらないもの、親子が同居する形を、一番よい形で実現できることを計画の主眼とし、設計しました。

北向きの暗い敷地を、快適な住まいする為に、建物の真ん中に中庭をつくり、3階から、1階まで、日の光が白い中庭の外壁に反射しながら注ぐ地上までそそぐ、明るい住まいを提案しました。

築20年を超えた二階建ての木造住宅を内外部リノベーションしました!
外壁には空気層をとりサイディングをかぶせました。
内部は一度骨にして間取りを変えながら…柱を抜いたり梁をかけ替えたり…

土地を購入した当初から、この地に個性のある家を建てたいとのご希望でした。廻りはホワイト系が多いので、外壁は黒!これは決まっていました。シンプルである事、採光を十分取り、明るく暖かい家。奥様のお仕事のネイルサロンを併設しますが、プライベートとは完全に分ける事。これが条件でした。

ビルの谷間の光が差し込みにくい敷地ですが、トップライトやハイサイドライト・中庭などを適宜に配置し、セキュリティーも確保して、ビルの谷間に建つ住宅とは感じさせない内部空間にしてあり、外観はコンクリート打ち放し・ナノペイントで仕上げた白い外壁とタイル張りの質感をバランスよく感じさせるようにしました

ふかされた外壁面で呼吸する

お隣がご両親の家であるため、形態は異なっていても違和感なく並んでいるような外観、配置計画としました。外壁は、木板張りと白塗装で調和を図っています。

建物の耐震性を高めるために、木造にて建物を軽くし耐震等級3を確保しました。防火規制の比較的厳しいエリアから、45分の準耐火性能を確保するとともに、上下階の音の問題にも対応できるように、建物内外に防火、遮音に適した材料を選定しています。

リノベーションはまず一部解体をして、現在の構造状態を確認することが大切。構造の補強をして大空間を実現しました。集会室は内なる心に向き合う場所。空間を広く、そして無限に感じながら精神的には狭く意識出来ること。

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