第十二章・細長い土地
細長い土地について
細長い土地と言っても下記のような例が考えられます。
・南北に細長い土地
・東西に細長い土地
・道路に面して細長い土地
・奥行きが細長い土地
いずれにしても住みやすい家をたてるためにはかなりの工夫が必要になります。
細長い土地のメリット
- 価格が安い
細長い土地は住みやすい間取りを作るのが難しいため価格は割安な場合が多いです。 - 東西に細長い場合は南に面した窓が多く取れる
東西に細長い場合は南面に面した窓が多く取れます。
その分、明るい部屋が作りやすいです。
しかし、プライバシーには十分な配慮が必要です。 - 道路に面して細長い土地の場合は出入り口が取りやすい
道路に面して細長い土地は道路側のどこからでも出入り口を取りやすいという特徴があります。
玄関の位置をわりと自由に決められるので、間取りも作りやすい場合があります。 - 奥行きが細長い土地は道路からのプライバシーが保ちやすい
道路に対して奥行きが細長い土地は道路からのプライバシーが保ちやすいという特徴があります。
奥の部屋に行くほど、道路からのプライバシーが保たれた部屋を作りやすいです。
しかし、隣地側には建物が接近している場合がありますので、隣地側からのプライバシーには注意が必要です。
細長い土地のデメリット
- 廊下が長くなりがち
廊下というのは主に移動だけに使われる空間です。
狭小住宅の場合はできるだけ廊下を減らした間取りを作ることが多いです。
細長い土地の場合、部屋をつなげていくためにどうしても廊下が必要になる場合があります。
無駄を省きにくい土地の形状と言えます。 - 間取りなどに工夫が必要
整った形状の土地に比べて、細長い土地は間取りなどに工夫が必要になります。
ハウスメーカーの標準プランをそのまま当てはめるというのが難しいです。
またハウスメーカーの中には営業マンが間取りを考える会社もあります。
営業マンが考えた間取りではなかなか住みやすい家にはならないと思います。 - 道路に面して細長い土地は道路からのプライバシーに注意が必要
道路に面して細長い土地は道路側に窓や玄関などの開口部を設けることになります。
道路と接近している場合も多いので、道路からのプライバシーには注意が必要です。
配慮せずに普通に窓を設けてしまった場合は、窓はあっても道路からの視線が気になってカーテンを開けることができない……ということになりがちです。 - 南北に細長い土地は採光に工夫が必要
南北に細長い土地の場合は南側に面する部屋が少なくなります。
南に面した部屋は明るくても中央部・北側の部屋は暗くなりがちです。
採光には工夫が必要です。 - 奥行きが細長い土地は採光や通風に工夫が必要
道路に面して奥行きが細長い土地は、隣地側の建物からの距離が近い場合が多いです。
採光や通風などに工夫が必要な場合が多いので、採光や通風に十分に注意した間取りを作る必要があります。
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