老人ホーム|建築家の設計事例

高齢者福祉計画に基づく公募の協力から実施設計・監理までをお手伝いさせて頂きました。
事業者様及び利用者様の立場から、機能的で使い勝手が良い建物をいかにコストを抑えられるかをテーマに、事業者様と一緒になって考えて計画せて頂きました。 

①低予算でもデザインと適材適所の建材使用によりよく出来た。

今回の建築は、鹿児島市内の新興住宅地に建つ特別養護老人ホーム「ねむの里」の増築工事です。小高い丘の上に位置し眺望に恵まれた立地です。

福島県郡山市の特別養護老人ホーム小春日和です。郡山市の介護保険事業として補助金事業となっています。新設法人の為ローコストを求められる事から木造枠組み壁工法(2x4工法)を採用。福島県初の3階建て耐火木造建築物となります。

福島県郡山市の有料老人ホームです。鉄骨造2階建ての全室個室44床です。

利用者と職員のどちらにも利用しやすい建物をというコンセプトで既存施設の職員からも事前に色々な意見をいただき設計に反映をしました。そのおかげで複合施設でありながら、明快な動線計画を作ることができました。

昨今の工事費高騰に対してローコストに立てる必要がありました。一般的で安価な木造在来工法としながらも大屋根や緑化スクリーン、縁側などの工夫によって地域に調和した個性を施設に与えました。建材などは特殊なものではなく、あくまで安価で汎用性のあるものを上手に選択することに注力しました。

「50㎡で20戸以上確保したい」というご要望に対して、コストを抑えた低層建築にする必要がありました。

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