木造|建築家の設計事例

「松伏の家」は農家の本家の隣に建つ子世帯の住宅です。
広大な敷地の殆どは田んぼで、ごく一部に「本家」、「陶芸教室小屋」、「倉庫・電気窯」そして今回新築した「松伏の家」が密集して建築されています。

敷地の南北側には2階建ての住宅が隣接しています。 東側には隣家の庭として空いたスペースがあり有効利用を考えられますが、3階程度の建築物が建つ可能性も検討すべきだと考えました。 道路を挟んだ西側は新しい3階建て住宅と郵便局がありなかなか窓を開けられる環境ではありませんでした。

施主は小学生・幼稚園児2人の子供を持つ若夫婦。未来あふれる家族にとってもっとも長い時間を過ごす我が家を設計するに当たり、コの字型の外形の中央に室内と同じレベルでアクセスできるデッキテラスを計画しました。

古家付きの土地を購入し、建物を解体して新しい家を建てるプロジェクト。
アプローチのの石橋や玉石・踏み石は、旧家屋から引き継いだ街の記憶そのもの。

・土地の有効活用、高度活用による提案としました。
・事業性と連動性のある企画、設計、監理の一貫的対応としました。
・顧客ニ-ズに対応した(ニ-ズを掘り起こす)わかりやすい企画、設計提案としました。

法的な高さと面積の規制が非常にきびしく、限られたスペースの中で有効利用しています。暖房方式は快適な温水式床暖房です。外断熱工法、高気密、高耐震、壁通気・屋根通気工法仕様。外断熱工法にこだわった、次世代型の高断熱仕様になっています。

建物は大きな片流れの屋根フレームの下にL型テラスを配するシンプルな構成。渓流のせせらぎが聞こえる西側に犬といっしょに使える浴室を配置、ここからテラスへとつながる動線を確保し、天井の低い北側に水回りを集約しました。南側谷間への眺望の開けるリビングはテラスを介し庭につながる大きなガラス開口です。

建物の中央に中庭を設けたロの字型プランで,親世帯と子世帯が同居する2世帯住宅です.
中庭が各世帯を緩やかにゾーン分けすることで,気配を感じつつもプライバシーが確保できるようにしました.

家に住んでからあとにそこで何をしようかと、とてもたくさんのことを考えている施主さん。引き渡しの時点では、ご夫婦にとって家は完成したものではなく、それはまだなにも描かれていないスケッチブックのようなもの、そんな家を求めているのだと設計中に気づきました。

音楽が大好きなご家族です。周りの方に気兼ねなく演奏できる場をご希望されました。また、住み手と一緒に歳を重ねていく素材をより多く選択して経年変化をたのしめるお家になっています。

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