木造|建築家の設計事例

外観はオーソドックスなシンプルイメージを希望されていました。片流れの屋根、玄関アプローチのピロティー、北側2階のルーフバルコニーは、内部間取りと空間構成から自ずと形になったものです。

コンパクトな間取り構成ながらも、大変に大きく感じられる住宅となりました。
内部は木の素材を感じられる造作を各所に設け、温かみのある空間になっており
ゆとりを持たせたプランからも窮屈さを感じさせない、バランスのとれた住宅です。

加茂山と花火を観るスキップフロアーの家。「北越の小京都」加茂市の中心に位置する加茂山を望むため、家族で過ごす空間をスキップフロアーで繋げながら眺望のよい2階に配置しました。浴室まわりと夫婦寝室は1階に配置。壁と天井は強化石こうボード表面の表情をそのまま活かしてクロス工事を省いた。

リビングの吹き抜けには子供たちの遊び場となるファミリースペース。一角には季節の物を収納す
るクローゼットがあります。又、ファミリースペースは子供室の上り棒のあるロフトへと繋がり、立体空間の中で子供たちの好奇心と想像力を育みます。

自然素材(ウールブレス・珪藻土・無垢材)、県産杉材
内壁はお施主さんが自ら珪藻土を塗られました。DIY

寒冷地岩手の住宅
高い断熱性能により、厳寒期でも
薪ストーブ一台(一日数時間のみ)で全室暖房

お施主様のご要望の一つでもある、ご近所様が靴を脱がずに会話が出来る場所を!玄関横のご主人様の書斎兼応接間は一部土間で造り、外からの来客もそのまま、立ち話から腰掛けても対応できるプランです。

施主様が自然素材の家を希望されたので外壁も杉板としました。市街地では防火構造とするため工夫が必要でした。

「馬蹄形を建物のどこかに使ってください。」というクライアントの希望を建物の形状に反映しました。
建物をコの字型にして、外へは閉じて内に開くという手法で中庭を楽しめる家をコンセプトにしています。

リビングに面して個室が3つ並び、廊下のない空間とし、面積を押さえながら親子のコミュニケーションが生まれやすい間取りとした。キッチン・洗面所・玄関・勝手口は回遊動線とし、生活の裏方をサポートし、主寝室はプライバシーを保ちやすい配置となっている。

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