賃貸の集合住宅の多いエリアでもあり、他との差別化により長期的に入居者確保を維持していく事が最重要項目でした。
いわゆるデザイナーズという奇をてらったあるいはストイックな形態やプランではない、デザイナーズ賃貸アパートメントというコンセプトでした。
既存駐車場の高低差を有効に利用し、盛土・切土を最小限にした経済設計。施主様のコーポレートカラー(リバーブルー)を有効に差し色として活用した外観。複数の荷主様に対応できるようにシャッターとその出入口を3つ設置。
メンテナンスの出来るだけ少ない外装を希望され、コーキングの少ない材料として初期コストは高いですがガルバリウム鋼板の平葺きを提案しました。
ご予算が大変厳しいことから、建物の形状を単純な箱型に片流れの大屋根を載せるというシンプルなデザインにしています。1階部分は、京都府産の杉板にベンガラ塗装、2階部分は漆喰塗です。
マンションリノベーション・S邸
自然素材(ウールブレス・珪藻土・無垢材)、県産杉材内壁はお施主さんが自ら珪藻土を塗られました。DIY
コストの面と使い方を考えて廊下のないシンプルなプラン
鉄筋コンクリート造、地下1階、地上1階、閑静な住宅地に建つ一戸建て住宅です。透かし積みレンガの壁を設けることで、外部からの視線の遮断と南面採光を両立させています。
光を取り入れるために二階に大きな窓を設け吹き抜けを通って光が落ちてくるよう計画しました。直接光ではなく、壁に反射させて届く光は柔らかく安定した光を届けてくれています。
新興住宅地に建つ住宅です。
この家の主人からの依頼は、子供たちが大きくなり、また建物の老朽化とコンクリート構造による断熱性の低さが目立ってきたためにリノベーションの依頼を受けました。
無駄を省くために、間仕切りを最小限にして、開放的にデザインしました。間接照明を使用して、空間が柔らかになるように演出しました。
地域の木材を中心に使い、耐震・断熱改修と共に、住みやすい間取りへ変更
大正期に建てられた古民家のリノベーションです。古民家というイメージの比重にとらわれず、変化してゆく事を楽しみ、世代を超えて暮らしの多様性を発見し楽しめる空間をつくりたいと考えました。
こだわりの豆を焙煎し、丁寧にいれたコーヒーが飲める、居心地の良い空間になりました。
女性の一人暮らしのために建てたガレージのある平屋住宅です。
階段を上がると、室内に入る前に半屋外のデッキスペースがあります。建物のデザイン、プランニングの中核となる空間で、深い庇に守られ、気候の良い日は、憩いの場となります。
風光明媚な傾斜地に建つ住宅。道路側に建物を計画する事で、庭が道路側から見えないように配慮している。その結果、高低差で生まれたスペースに地下車庫を提案させて頂いた。生活空間はすべて平屋の計画となっている。
T11-house リノベーション 「木々の中にある家」
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「こちらの建物ですが、建築家の方のご指摘があり通り調べた所、第一種低層住居専用地域のため高さ制限がある地域でした。そのことをすっかり忘れてしまっていました。...