自然素材|建築家の設計事例

1階は店舗になっており、改築前の2階にはダイニングキッチンと浴室、洗面トイレ、8畳の和室があり、暗い廊下を介して繋がっており、3階の個室3室と4.5帖の和室も中廊下で繋がっていました。

ふかされた外壁面で呼吸する

お施主さんからの希望は、「景色を愉しむ」というテーマでした。いわゆる外の景色を魅力的にすることはもちろんですが、日常生活の中の家族の様子も景色としてみえるように、ということがもうひとつの大きなお題でした。このテーマのために考えたことは、

この物件は庭に対して開放的なLDKが計画の核となっています。プライバシーに配慮しつつも無垢の木と白いシンプルな空間で、光や風を感じながら生活できれば考えました。

1日のうち長い時間を過ごすLDK、とくにキッチンにたつ時の視線を考えながら、敷地の中で一番気持ちのよい場所に配置した。
整理整頓がしやすいよう、また、インテリアがすっきりまとまるように、収納を分散させて造りつけ家具で設けた。

狭小地に2世帯で暮らすために、スキップフロアを採用しました。
階段を建物の中心に据え長方形の平面を4つのブロックに分け、立体的に配置する事でそれぞれのプライバシーに配慮しながら室を多く確保出来、拡がりのある快適な居住空間を実現しています。

和瓦屋根、白い塗壁、木質の見える外観が長年住み継がれたかたちで、その継承を望まれました。

建て主様が使用建材に対して、アレルギー体質の為、使用材料を出来るだけ自然素材を使用してほしいとの要望があり、使う材料は床材は無垢材等を採用しまし、塗装はオスモを採用

東京都あきる野市にある週末住居住宅です。(環境共生型住居)
現在、施主であるご夫婦は東京都心近郊に住み、それぞれ職業をもっておられます。
週末の休みの日をこの武蔵野の自然の中で楽しみ、将来定年退職したらここに定住する計画です。

お客様は50代の方で、賃貸マンション住まいから一戸建ての住み替えでした。ご夫婦お二人でお住まいの事で将来的にのんびり住めるように、ゆとりの空間と木の温もりが感じられるお住まいをご希望でした。

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