ローコスト|建築家の設計事例
最近の賃貸事情は、ウェブサイトでの検索が必須となり、必要設備の有無が選ばれるための決めてとなります。さらに当時話題になり始めた宅配ボックスを一戸に一個、専用とし、今後のニーズの変化をいち早く捉え、また長寿命の建材を選び、メンテナンスの軽減を図っています |
要望を聞いていると、確かに多くの矛盾した点などはありましたが、決して極端な要望を言っている訳でもなく、理解もある方なので、大事なのは、要望の中で、何が可能で、何が矛盾しているのかを整理した説明をしてあげれるように努めました。その中で納得できるプランをご提示でき、ご満足して頂けました。 |
南側隣地の地盤の方が高く、工事着手前であった南隣の住宅もこの家の敷地に接近して建てられることが予想された。 |
クライアントのご希望でしたガルバリウムの「白い家」。ワンバックで納車出来る「ガレージハウス」を実現しました。加えて御予算が厳しかったためローコスト&ハイパフォーマンスを追及。玄関廻りを温かみのある「塗壁」に。南側に大きな窓を設け木と小鳥達の姿を見る事が出来ます。 |
住宅の北側の壁面は小さい窓が並び、日影になっていてどこか寂しい印象があります。住宅地ではなるべく採光を得ようとして南側を庭にするので、自然と隣家の北側の壁 面が目に入ってしまいます。 |
3階建てで最下階を半地下にするということで、予算をいかに抑えるかということを追求しました。 |
建物は三軒長屋の二軒分。道路から10段の階段を上った場所にある現場…施工が困難伴うため施工者さんの協力がまずは必要でした。既存は100年を超える建築…構造的にも耐震的にも厳しい現場でした…それは内部を解体して骨だけにした時に露になったのです。 |
小屋裏の茅葺き屋根構造は、途中で手入れがされており、比較的きれいな状態でしたので、お客様と相談の上、玄関土間空間の天井は全て撤去して、小屋裏を現しにした仕上として、この時代の古民家の美を再現することができました。 |
建て主のライフスタイルを考えると部屋数を増やすことより居心地よい大きな空間を確保することの方が自然に思えました。要望であった車庫を1階に確保し、残りの部分には寝室と納戸、水廻りを配しています。2階はロフトを含めた大きなワンルーム空間です。 |








