建築家の設計事例
この家は南北に位置していまして、南側に庭をとっていてほぼ全面が窓になっています。それに対して北側の道路側はあまりオープンにしていません。この構成はよくあるもので、通常は北側には小さな窓が設けられます。それが街並みを規定してしまい閉塞感のある街並みを生み出してしまいます。 |
住宅地でのプライバシ−確保の為コートーハウスとしながら、来客時等の事も考えながら窓の位置大きさを提案して行きました |
左官業者もかなりの数、電話をしたり、メールをしたり、面接もして、コストのあう業者を探しました。 |
計画地は藤沢市辻堂です。駅から遠い立地であること、海に近い(自転車で5分)という立地であることから「日本的な大人のリゾート」をコンセプトに計画を進めました。建て主様の希望通り、付近相場の2割り増しの家賃で貸す事ができました。 |
最初に土地を拝見した時点で、平面プラン、外観は殆んど頭の中で描かれていました。 |
自邸の庭を、子育ての為に開放したいと強い先生の希望でした。どのような形で実現させるか相談を受け、作庭家・環境アドバイザーさんとコラボし実現しました。四季折々の植栽に、湧水を利用し池を作りホタルも飛び交う環境作りを進めています。 |
高台の見晴らしの良い敷地であり、その展望を最大限に取り込むよう設計しました。設計を進める段階で、外からの視線を配慮する為現地にて様々な方向からの見え方をお施主さんと一緒に確認を行い、開口部の位置を決定していきました。 |
三世代二世帯の家族が中庭を介して、独立したスペースを持ちながら、お互いに動きと視線が感じられるような部屋の配置としました。また下階の日照と通風も考えて、2階の部屋は北側に寄せて、各ウィング共、南側に大きなルーフバルコニーを設け、緑を楽しむと同時に隣家とのカモフラージュともしました。 |
交差点の角という厳しい音の条件をいかに居住空間に適した空間に仕立てあげるかということが最大のポイントでした。 |