傾斜地|建築家の設計事例

この計画は、緑豊かな池に面したその池の一部が敷地になっている、北側の道路から三メートル程の高低差がある土地に、地下一階地上二階のコンクリート造のゲストルームを併設した住宅です。

施主は省エネルギーに関心が高く、当初から次世代省エネ基準を満たす高気密高断熱型の住宅として考えました。

法的には前面道路から20m以上引き込んだ旗竿地で有り接道2.0mがとれていなくて
ご両親所有の隣地の境界と道路境界があやふやで再度敷地境界確定を測量して接道が2.0m確保出来た

まず地盤調査、杭の設定。裏山よりの水圧に抵抗させる躯体を兼ねたRC構造、排水計画
躯体の外防水等水に対する徹底対応。光と風、遠くに見える海からの風も配慮。

敷地が、南側の道路よりも3メートルほど高く傾斜になっているので、傾斜に沿って建物をスキップさせて、道路から玄関、そしてL.D.Kと寝室のへとスキップさせて動線を作っています。

敷地の奥行きがさほど無く、その上敷地内での段差もあり、その中でギャラリー、ホームシアター、そして住宅も、という要望に答えるために、道路からのアプローチとギャラリー、ホームシアター部分はコンクリート構造とし、住宅部分は木造にするということで、構造やさんとも打ち合わせを重ねました。

敷地の約半分を占める斜面部分に建物を建て、平場を庭として使えるように計画。
木造在来軸組工法による真壁の家。

古い住宅地のはずれの傾斜地に建つ住宅です。

最初にこの敷地を訪れた時、眺望の素晴らしさに心を奪われてしまいました。
クライアントも大変、気に入り「ここに家を建てるぞ!」って事に
その後、ご主人の転勤でやり取りが大変でしたが素敵なお家になりました。

起伏の激しい横浜の住宅地において、眺めの良い高台にある老朽化した既存建物の建替えを行った。 ご高齢の祖父母を含む、親子3世代が同居して住まう家である。

高台からの眺望をいかしつつも、開放感とプライバシーのバランスに配慮した。

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