傾斜地|建築家の設計事例

施主が家具職人のため、彼の制作した家具を生かせられるような素材を選んだ。薪ストーブもオリジナルでデザインし作りました。

当たり前に恒久的につづく “ 呼吸 ” という言葉に、
ひとの出入りの要として、
そして音や匂い、
季節や時間のうつろいや
風通しの良さ、
など、感覚に作用することを
土間空間からつくり、

車4台を入れることは至難の業でしたが、高低差を利用してうまく処理することができました。
搭のような階段室と玄関ホールを、新たに挿入することによって、全体の構成がうまくまとまり、建築主の要求に応えることができました。

施主の母親も同居される2世帯5人家族の家です。2階のLDKは開放的ですが、1階の個室はプライバシーが守れるようにかなり閉鎖的にしました。また大きなテラスを設け時々バーベキューなどを楽しめるようにもしました。またそのテラスは普段自転車置き場にもなっています。

I3-House「丘の上にある造形」は宮崎県宮崎市の丘の上にある住宅地に計画されました。
敷地は周辺に小・中学校や公園があり、公道に面しながらも静かな場所です。又、宮崎市は台風が多く、年間降水量も全国の上位にはいる風雨が多い場所です。

建物の高低差が3Mあり、
傾斜地を生かした間取り
景色を楽しみながら住むことと実用性を兼ね備える

築25年大規模マンションのメインエントランスのリニューアルです。見苦しい空調の室外機を移設したり、むき出しの設備配管を壁柱を模したデザインの中に納め、都心のマンションのエントランスとしてふさわしい空間となるよう工夫しています。

がけ地になると建築可能になるまでのステップは並大抵ではありません。構造計算をもち各機関へ説明をするスキルとすべてをそぎ落として風景と対話のできるデザインをしました。

空間構成等はもちろんのこと、断熱材に至るまで自然素材にこだわった、どこにいても心地よい家。

3つの高低差を持つ造成地に建てられた住宅です。それぞれのレベルをスキップフロアで繋いだ連続空間となっています。

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