木造|建築家の設計事例

都心の3戸の集合住宅。階下の遮音対策を考え1階を鉄筋コンクリート造、コストの観点で2階を木造にしています。

寄棟屋根とし勾配を少し緩やかに、軒の出を通常より長く、平瓦を採用することにより、重厚感のある外観にしました。軒の出があるので、外壁や窓の汚れを軽減し、雨や紫外線からの劣化も軽減できます。

「青色が好きなんです。」

設計がほとんど終わりかけた頃に、クライアントから初めて言われた言葉です。
そこから方向性が落ち着いて、様々な青色をちりばめた住宅となりました。

薪ストーブの熱で建物全体が温められるように暖気が循環出来る平面、断面計画としています。
吹抜や階段などを通じ効率よく熱が巡り、各部屋が暖められるようになっています。

使わなくなっていた庭もリビングからの風景と
風通しの良い外部空間に変化させました。

お母様の住まいは、玄関は共有しつつも、別の勝手口的な玄関を設け、室内には簡易なキッチンもあり、メインの食事以外は単独で済ませることができるようにしています。

築120年は超えているがはっきりとした年数は分かりません。明治時代に他から移築されて代々引き継いで住んできた大切な住居だから建て替えは考えられない。「この建物を改修することに意味がある」そんなクライアントの言葉から始まりました。

棟は別々ではあるが一体感を表現

札幌市の住宅街に建つコンパクトな住宅。ご夫婦+子供3人(予定)+お母様(将来)が豊かに住まうためのエンクロージャーを造り、その中に5つの床高さを設けエリア分けし、それを吹き抜けで繋ぐ。

現在の金物に頼ったものではなく、昔ながらの粘り強い木と木ががっちりと組んだ安心感のある住まいを建てたいということでしたので、渡り顎と手刻みを採用しました。

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