住宅|建築家の設計事例

袋小路の最端部に位置する敷地の周囲は、新旧の住宅で囲まれています。
道路境界からわずかにバックして垂直に立上る壁をつくるのではなく、
斜めの壁(屋根)を立ち上げることで、屋内のどこにいても、

ピアノ室のある『音がつなぐ家』
家らしい形の外観が希望という事で、切妻屋根のシンプルな外観を提案させていただきました。

まず守られるべき生活の領域を、2枚の土壁により確保した上で必要な開口を設定しました。
空・桜の木・光・眺望・・取り込みたい景色だけを切り取り、カーテンをしなくても気持ちよく生活できる家としています。

鉄骨造、地上2階 眺めのいい傾斜地に建つ一戸建て住宅

敷地は名古屋市昭和区の旧市街地。戦争の空襲被害も少なかったため古い住宅が立ち並ぶ旧市街地ではあるが、新しい住宅も混在しており、最近ではマンション新築のラッシュである。

斜面地、傾斜地で住宅部分は鉄筋コンクリート造2層。その上に柱間のスパンを飛ばせるので鉄骨造のガレージの構造です。ガレージ外壁は木を横張。ガレージ出入口はシャッターでは無く、グリーンの木製大型引き戸2枚を引き分けるようになっています。

敷地は、低層の住宅が連なり周囲が開けた高台の角地。 最初の施主へのヒアリングより、効率的な導線でありつつも、 大きな一繋がりの柔らかな空間がふさわしいと考えた。

当時の山の中腹を切り取った形で造成された横長の敷地で、当時は裏がすぐ山の状態でした。向かいには緑をたたえた山が遠望できたため、その山に向かって呼応するようなイメージの住宅を計画しました。

カーテンのいらない家をご要望され、プランをL型とし全体を囲むようにしてプライバシーを確保しています。楕円の屋根は、印象的な空間をつくると共に構造的な補強を兼ねています。

熊本市南区のバス道路沿い(旧3号線沿い)の角地に、この家は建っています。近年、JRの新駅も出来て、開発が進んでいる地域です。ただ、熊本地震で液状化の被害がひどかった地域でもあり、近隣は建て替えが進んでいます。この家も液状化の影響で旧家が傾き住めなくなった為、建替えた家です。

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