住宅|建築家の設計事例

計画地内に3棟の建物を建て、その建物の壁で微風をつかみ取る計画です。
夏の昼間は海からの海風。夕方からは山からの山風。エアコンに頼らないすまいとしています。
冬は、深夜電力を利用した床下蓄熱暖房と薪ストーブ、直射日光により自然な暖かさに包まれます。

水セメント比を45%にした高耐久コンクリートにして長く持つ躯体にしました。
屋上もこうすると防水工事が要らなくなり余計な工事やメンテナンスが必要なくなります。
また、RCによくある結露や寒さ暑さ対策の為に断熱をがっちりしています。

土間が室内の南側を東西に長く伸び、北側からはハイサイドライトの採光が入るよう計画しました。様々なつながり方のできる幾つかの部屋が土間に接して並ぶよう計画しました。

日中やお休みの日でも、自宅に居ながらにして別荘のようにくつろげるリビングをとの御施主様からのご要望を受け、リビングに面したオープンコートを設け、道路に面した周囲を壁で囲うことにより、プライバシーを守りながら、開放感のある快適な空間を創造しました。

購入された土地が南たれの敷地で、なかなか良いプランが出てこず、半ば諦めかけておられた時に、アトリエ創にて同じような傾斜地の案件のオープンハウスを開催しており、そちらにご参加いただいて、アトリエ創に設計を依頼してくださいました。

蓼科高原のさほど古くない別荘地です。敷地の選定から、参加させて頂き、10以上の候補地から、この計画地が選ばれました。

コンクリートと木だけの室内は半永久的に変化しないコンクリートと味をかもし出していく木が年月を重ねる中でとても良い感じになってきてます。法規制も厳しいなか…4階建てを実現させました。

最高の風通しを確保するため、東西南北の適材適所に大小のサッシ開口を考え抜きました!

限られた土地にプライバシーを確保して伸びやかに住みたい

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