ガレージハウス|建築家の設計事例

αコートの家造りは、まずは土地探しのお手伝いから始まった。クライアントの大まかな要望は愛車のアルファロメオ156GTAを建物内部に入れ、それを眺めながら生活がしたいということと、近隣からの視線を気にすることなく生活ができる外部空間がほしいということだった。

共働きで日々忙しい若いご夫婦と子供二人が暮らすための新築住宅である。

人気アニメの舞台としても知られた坂の頂上にあり、とても眺望がよい。特にこの一帯は地名のとおり桜が多く植樹されており、計画地の目の前にも立派な桜の木がある。 プライバシーに配慮しながらも、眺望を満喫できるように2階にリビングを配置し、中庭型のデッキを設けた。

横浜郊外の間口4.0m、奥行13.6m,敷地面積54.07平米(約1 6坪)という細長い狭小地。
ここに建築家自身のアトリエと陶芸 家である妻のアトリエを持つ職住一体型の住宅を計画した。

学生時代に集合住宅の設計製図課題の類例調査として訪れた「桜台コートビレジ」(設計:内井昭蔵、1970年 竣工)。そこに植えられた象徴的な桜の木を望む場所に 計画地は位置する。

1階はRC造のガレージ専用スペースとして、2階 と ロフトを 木造の住居スペースとした “混構造” です。 住居部分の快適性と趣味のガレージを合体させるために、音や臭いの問題をRC造のガレージで解決しています。

リラックスできる暮らしを実現するために、2階リビングは開放感を大切にしながらも、セキュリティ面にも細やかに配慮。1階からの侵入を防ぐよう窓の配置を工夫し、安心して過ごせる環境を整えました。日々の安らぎと安全を両立した住まいです。

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