木造2階建て|建築家の設計事例

間取りを構成し直しました。
もともと1階にあったLDKスペースを2階に移動させました。
細かく仕切られていた2階は、現地調査の上、構造設計を実施し、ワンルーム空間に変更しました。

子育て世代にアピールできる、ライフスタイル提案型集合住宅として、色々な種類の収納と使いやすい間取りを軸に、設計を進めました。それぞれの住戸が2階建てで独立した玄関を持つテラスハウスです。

日本海、丹後半島の突端に海に面した町があります。太平洋側の通年穏やかな気候とは違い、夏と冬では海の表情が一変するこの地で暮らされる、ご家族にとって、その恩恵を授かる時期は1年の内、ごく限られた期間で厳しさを実感される期間も長いとの事です。

旦那さんは整頓好きで、趣味室はお店のようにキレイにディスプレイされた空間になっています。
奥さんはカゴ好きで、キッチン、ダイニングまわりは見せる収納で素敵に飾っています。

予算面から、建物の大きさを最小限で抑え、バランスを保った外観にし、中では余裕が感じられるような間取りを計画しました。設備機器については、仕入を工夫して、予算内での仕入れをしました。

1階を本堂とし、2階を庫裏(住宅)としています。
1階は極力コンパクトにまとめ、本堂と隣接して、小さなサロンを設けました。
控室、打合室的に使います。

計画地は都内の比較的ゆったりとした住宅街(第一種低層住居地域)の、引込み道路の先にあり、正形の敷地には北側の二辺から高度斜線(5m+0.6/1)がかかります。

敷地は間口5m弱に対し奥行き20mと南北に細長く、前面道路からは最大2m程低く、東側隣地はこの敷地からさらに2m低いレベルにありました。

大きな屋根の家に住みたい、公園からのプライバシーは守りたいというご要望に対して、 公園側には窓が小さくてもよい個室群を並べて外部からの視線を遮り、個室群を並べることで大きな三角と分かる外壁をつくり、プライバシーを守る大屋根の家を実現しています。

木の梁が出ている空間にしたいとの要望を踏まえて梁をあらわしにし木を多く取り込んだ家にしている。柱が出る所は丸太にしている。窓もLDKだけ木製にしている。小さなお子さんが3人おられるので子供室は最初は一室にしておき、段階的に部屋として区切ったりロフトを設けたりする予定である。

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