木造2階建て|建築家の設計事例

土地形状を大きく変えないために、斜面途中のほぼ平らな部分を建物の地盤面に設定し道路側の土地隆起部分に家を渡し、その下をくぐって地盤面の玄関へアプローチするという手法を選びました。

奇を衒わないシンプルな家にすることを心掛けた。
また、ご実家とのかかわりも配慮。
建設は2013年だが、断熱は現在の基準でheat20に準ずる断熱性能を有している。

埼玉県春日部市に計画した木造2階建、計8戸の若いファミリー向けの賃貸集合住宅です。

外壁の材料などメンテナンスにお金がかかる場所にはお金をかけ…自分たちでできる場所とのメリハリをつけた設計ができたと思います。

外観は街並みに馴染むよう、緩やかな勾配屋根をかけて奇をてらわずにシンプルに。白で纏めた内外装に木を組み合わせ、モダンなテイストの中にも暖かさが感じられるようにしました。

雛壇状に造成された住宅地に建つ、混構造の住宅です。隣地からの悪影響を受けないように1階の西側部分を鉄筋コンクリート壁とし、その他は木造の軸組みによる構造としています。

厳しい敷地条件の中、プライベートな空間を確保しながら各部屋を吹抜けで繋ぎ、LDKに大開口を設けることで狭さを感じないのびのびとした空間をつくりました。

前面道路の交通量が多かったので、斜面を利用してワンフロア分高い位置に1階のレベルを設定しました。また建築用に使える斜面地形状が三角形だったのですが、変形の土地を感じさせないプランニングを心がけました。

狭い敷地ですが、親子4人が明るく暮らせる住宅としました。

和風の古家のリノベーション
和の面影を残し,日本家屋の佇まいの中に新しいライフスタイルを目指す

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