モダン|建築家の設計事例

先祖が残してくれた家には思い入れがあり、この家族だけの歴史がそこあります。新しい家にその時の流れを断ち切ることなく新しい時代を過ごせる住まいを、この先また何世代も続いていける家族のための空間を創ることが大きなテーマとなりました。

住宅のシャッターはあまりカッコ良いものではない。でも道路に面する一番目立つ部分を占めてしますのです。玄関を奥に持っていくことで道路側からのガレージのシャッター周りのデザインががすっきりとした。

田園風景にマッチする外観と日々の生活の中で四季折々の田園風景を楽しめるようなプラン構成としました。又、風景を楽しむ為に窓の取り方に工夫をこらしました。

隣地建物がせまっている為、南面と東面からの採光が難しい敷地の短所を補うよう、建物のまんなかに設けた吹抜を軸に大きなワンルームのような簡潔で自由な空間を提案をしました。直射日光が苦手という住人の意向を考慮し、この吹抜はできるだけ天空光や反射光で明るくするよう工夫を施しています。

今回の改修のように外観デザインまでの提案をすることで新築同然の満足感が得らやすく費用対効果が高い。優先順位を協議して建替えからリノベーションへシフトした大きな要因になりました。

夫婦お二人と男の子の住むビルトインガレージ付の住宅です。奥様の仕事場と旦那様の趣味の音楽ルームがあります。混構造の為、打放しのコンクリート部分に2階建の木造部分が載った構成です。アプローチ部分の大きな庇が特徴です。インテリアは自然素材を生かし、1階の天井は全て木貼となっています

間取りもそうですが、中庭に立つシンボルツリーの提案をとても気に入ってもらえました。

「松伏の家」は農家の本家の隣に建つ子世帯の住宅です。
広大な敷地の殆どは田んぼで、ごく一部に「本家」、「陶芸教室小屋」、「倉庫・電気窯」そして今回新築した「松伏の家」が密集して建築されています。

キッチンが閉鎖的で料理中家族の顔が見えない間取りでしたのでキッチンの壁を取り払い、ダイニングとキッチンを一体化しました。広くする為にキッチン上の吊り戸棚も撤去。天井が高く感じます。

、瀬戸市の昭和を感じさせる、レトロな雰囲気をかもしだしている地域に、木を使いながらもモダンな空間に仕上がった、木造2階建ての住宅です。お施主様のこだわりが詰まっています。

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