ナチュラル|建築家の設計事例

敷地は熊本市中心部からやや東、幹線道路から50Mほど奥の住宅街に位置する。周辺は戸建住宅が立ち並ぶ比較的良好な住環境であるが、4M道路を挟んだ南側に高さ4Mを超える擁壁があり、その上に3階建てのアパートが立ち並ぶ。このため、建替え前の住宅は冬季、全く日照が届かない状態であった。

木目のグラデーションをきれいに見せるため、製材所まで木材を選定に行き、現場で並べて木の色のバランスを事前確認しました。

メインに使っている素材は杉という素朴な材木ですが、壁は薄白く塗装するなどして、あまり山小屋風にならないように気を配りました。
愛犬のトイレコーナー、足を洗う場所など、よく規模を伺って適所を検討しています。

ちいさな子どもには、ゆるやかな階段と手すりを、防音室には断熱・仕上げ仕様に工夫を、たくさんの趣味の陶器には居間の出窓に飾り棚を設け、季節ごとに陳列する楽しみをもたせる仕掛けを用意しています。

・法規上は長屋の形式とすることで、住戸数を多く出来たこと。
・在来木造としたことで、流通材(安価)を使用して、建設コストを抑えたこと。
・インテリアに梁(木材)を現しにして、オシャレに仕上げたこと。

お隣がご両親の家であるため、形態は異なっていても違和感なく並んでいるような外観、配置計画としました。外壁は、木板張りと白塗装で調和を図っています。

 南北に長い敷地の形状を活かし 建物をプライベートゾーンの個室棟を南側に、リビングのある棟のパブリッ
クゾーンを北側に、「くの字」に配置。リビングからは視線が様々な方向へ伸び 空間に奥行感も生まれ

意外と雨の多い地域、自然素材を生かす為の努力は必要以上に心がけました。(塗装の種類・塗布回数等)
閉鎖感無くロケーションと一体感をもたせる意味で、天窓・スカイライトは絶対条件でした。

和瓦屋根、白い塗壁、木質の見える外観が長年住み継がれたかたちで、その継承を望まれました。

市街地に建つ、鉄骨造3階建の2階部分の全面リノベーション。両親が他界したことにより、夫婦2人用の生活空間を、女性3人が暮らすための“場所”へとつくり替えました。

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