自然素材|建築家の設計事例

ご主人様がスペイン、特にガウディ建築がお好きで、奥様は関西風の和風好み。そのどちらも活かしたデザインを希望されました。
外観は古都鎌倉に合う意匠とし、内部空間にガウディ建築を彷彿とさせるデザインをちりばめました。

変形した土地を逆手にとった配置で日照を確保し、散策路のようなアプローチ動線で敷地を繋ぐ計画です。建主待望の薪ストーブ、その余熱を床下から全体に循環させるシステムを採用しています。土間は残土を配合した三和土風仕上で、建主家族による自主工事です。

見晴らしの良い敷地に建つ住宅です.
北側に緑あふれる公園を背負い,南には斜面越しに遠く街並を楽しめる敷地を選択された施主に対して,どの様な計画がふさわしいか悩んだプランです.

「旗竿敷地」という奥まった敷地に、開放的でありながら「奥行き感」が感じられるような家にしたいと思いました。建物を覆う木製のバルコニーが、建物との間にきれいな陰影空間をつくるので、それにより「奥行き感」と竿状のアプローチからの「連続感」を具現化しようとしました。

いわゆる「古民家改修」の例です。設計初期には、まずリフォーム(全面改修)を検討しました。しかし、骨組みの腐食が進行していたことに加え、古い民家の例に漏れず軟弱地盤による不同沈下(場所場所で程度の異なる地面の沈下)がひどく、基礎を作り替えざるを得なかったことから、改築の選択となりました。

オリジナル左官、秋田杉、和紙などで仕上げています。床下に組み込んだ温水暖房機での全館暖房システムを採用しています。

内部は自然素材で仕上げ、ワンルームのような構成で家族の気配が感じられるようにしました。断熱や通風、床暖房等で快適な住環境になっています。

小さい敷地をフルに活用した3階建ての2世帯住宅です。
庭が取れないため、2階に大きな空中テラスを設けたのが、ポイントです。

外観内観は、やさしく強くというデザイン。
外壁は4種類の仕上げ材の組み合わせで、内部はほぼ全て珪藻土仕上げ。

 敷地26坪、幅4m未満の道路と3方向の斜線規制など、都心らしい厳しい敷地条件の中、独立3世帯に2台分の車庫とバイクガレージも備えた、空間を高効率利用した都市型住宅です。

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