自然素材|建築家の設計事例

深く伸びた庇で強すぎる夏の日差しを受け止めつつ
デッキから軒裏へ反射した柔らかい光を室内に届ける

静かな住宅街に位置する敷地は都内の便利な場所とあって、ほどほどに住宅の立て込んだ地域でした。窓を開け、視線や風を通して光を取り入れる為には、隣家の大きな窓と「正対」することを避け、周囲の建物の合間をぬった位置に開口をとってゆく必要がありました。

平屋ですが、屋根勾配を利用してロフト空間を計画しています。オープンなワンルームの間取りは、引き戸によって細かく分けることができます。

閑静な丘陵地に建つ住宅です。

邸宅跡の分譲宅地で高い塀や車庫等の構築物とクスノキの大木とが残されていました。
地盤が道路より約2m高く、見晴らしが良い場所です。
そこで、この遠景とクスノキの両方を望める位置に各部屋を配置しました。

自然をほどよく残した小高い山の上にある敷地に四世代家族のための住宅を計画した。

敷地は、東京近くの住宅密集地。南側道路だが向いには3階建ての家が並んでいて、1階は殆ど日影になっています。敷地面積は63㎡と小さく、建築面積ギリギリの2階建てとする事から計画はスタートしました。

光をいかに居室に導くかという点に対して、2階リビングと『3つに分散させた庭』を提案し、全ての居室に2面以上の採光を確保しました。

敷地350坪に対しての建坪100坪の家づくりで、予算も限られている中で、あるべき姿を何度もスタディ致しました。
予算的に採用した建材が、得意とする自然素材が少なめではありますが、方形屋根軒天を無垢材にしたことにより、存在感がでました。

山口県防府市の中心部から北へ少し行った佐波川の支流沿いにこの建物は誕生した。

建築面積42平米、床面積85平米の小さい家ですが、庭の緑を自然風にデザインし、家の中と外が連続する、ランドスケープと呼応するインテリアをデザインしました。1階はリビングとダイニングで、2階に夫婦と子供の個室、浴室を配置しています。

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