自然素材|建築家の設計事例

農地の給排水能力向上と土づくりのための「暗渠排水」を施工する企業さんの社屋です。
トレンチャーという機械の剣先を自社で研究・加工をし特許まで取得してます。
その鋼材加工技術等の企業イメージを表現したデザインとしました。

正倉院のような校倉工法をイメージしながら、朽ち果てても自然に還る木の家の造り方を
新・あぜくらの家と呼んで、5棟設計監理してきました。
それらの成果を生かして、南西向きの変形敷地でも、プランニングに柔軟に対応して
成立させることができました。

依頼者の建て替えの一番の希望は、冬は寒さを感じない「あたたかい」住まいを実現することです。そこで、この家の骨格は、メインの画像の説明文の内容のように年間を通し大胆に太陽光・風と心地よく付き合える家となっています。

家づくりを主導されたご主人は、シンプルなスタイルを好まれ、特に玄関とお風呂に演出をしてほしい、と望まれました。専業主婦の奥さんは台所を好みのカントリー調に、と望まれました。

吹き上げる風から守る鉄筋コンクリート造の住宅の殻のような外壁に希望されている木造の内部を作ることです。

周囲のオフィスビルや道路からの視線等からプライバシーが守られる家とするため、
外部には閉じて、中庭に開く家としました。
中庭は光を採り入れ、各室の自然な通気をはかると同時に、
上下階の各室の気配を感じることができるようにも意図したものです。

敷地は姫路市の古い民家と新しい住宅が混在する地域にあり,角地で隣接する家は北側のみ,旧集落の入口にあたります.

施設の性質上、子供たちが安全に使えるように、出来るだけ角が無いように外装、内装とも形状に気を付けている。それはガラス面や開口の鍵の形状・取付位置に至るまで、細部に至る部分も調整を行いデザインをまとめた。

家事と畑仕事とPCのお仕事のエリアを近くするため、キッチンを壁付けにしました。
とにかくキッチン周りには奥様の明確なイメージがありましたので、コストと相談しながら

二世帯で住むので、見る見られるという関係を良好に保ちつつ、高齢の親の見守りが出来るよう
家の真ん中に10帖の中庭を設け、その周りを各部屋が取り巻く間取りとしました。
また、屋根を南側へ2階から1階へ葺き降ろす片流れとすることで、屋根面を大きく取り

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