自然素材|建築家の設計事例

内部の様な外部(前庭)、外部のような内部(土間)、そんな場所が様々な建具を介してつながって内と外の境界を曖昧にした気持ちのいい空間をもつ家です。

岐阜県池田町に建つ木造の住宅です。

出会いはインターネットからの問い合わせでした。土地探しから一緒に関わらせていただき、何度か候補地を一緒に巡り、池田町の造成地にたてることになりました。

最低限のバリアフリーと通風を確保した

約30帖の広々としたLDKが主役の住宅です。リビングに面したウッドデッキや庭と一体感のある風通しのよい空間とすることで、趣味のアウトドアやガーデニングを楽しめる空間となりました。

ご夫婦の趣味のバンドをするスタジオも要望にあったので1階に設けました。また、3階のLDKは景色を楽しめるように出来る限り開放的な設計にしました。また木組みの楽しめるように出来る限りシンプルで美しい木組みを心がけました。

都心の利便性の良い好立地にありながら閑静な住宅地にあり、
南に開け奥行きのある広々とした敷地である。
ゆるやかな南への傾斜地を平に整備され、幅員約5mの生活道路が西に面している。

道路に面する農業用倉庫を店舗、敷地北端の物置を離れ住宅とし、それらに隣接する2階建て納屋は解体した。納屋の跡地は中庭とすることで、各棟の独立性と採光や通風を確保した。

構造に関する耐力壁には、面で支える構造パネルを採用。壁倍率も大きく、より丈夫で安全な建物になっている。断熱材にはネオマフォームを使い、外断熱工法による高気密・高断熱仕様、窓にはオール樹脂サッシを採用したことで、夏は涼しく、冬暖かい住まいが完成した。

住み心地の良さは、間取りに大きく影響されます。特に四世代が同居する住まいでは、それぞれのプライパシーと家族全員が団らんできる空間をどのように配置するかが重要と考え、家族の共有空間を中心にして私的空間を放射状に配置しました。これにより良好なプライバシーと日照・通風効果が得られました。

庭とつながる大きな吹き抜けを持つ2世帯住宅

ページ

自然素材|建築家の設計事例 を購読