建築家の設計事例

どの場所からも家族の気配が感じられるように計画された住宅。

オークの無垢床材を貼ったリビングにはハンモックが吊るされ、優しい時間が流れます。

施主が希望の昔の工法なので、設計依頼から材料乾燥期間1年を経て完成まで3年ほどを要しています。

繁華街からやや距離のある土地柄でしたので、いのうえまさとし歯科医院よりは、一般の顧客がターゲットとして想定されました。デザインは、あまり造り込みすぎない、ポイントを押えたものにして、機能を優先しました。

建材の調達から設備の提供までお手伝いしました。またランディングページの作成やロゴマークの作成のお手伝いもしました。

限りある命と向き合う施設ということで、生きていることを実感できる空間と患者やご家族にとって居心地の良さを感じられるよう配慮しました。

住宅街に建つ木造の住宅です。道路に面する側には開口部を極力なくしました。

堺市北部に位置する当該敷地は、地下鉄沿線でありながら幹線道路から少し離れている為、静かな住環境。

アパートのリノベーションです。

木の家を造るにあたって、山・製材所・工務店・設計がお客様に接し進めた家造りです。

南側に中層の集合住宅が建つ、冬季の日当たりがほとんど期待できない敷地での計画です。最初に現地を見た時には自分も少し唖然としたのですが、このような敷地だからこそ成立するかたちがあると思い模索をはじめました。

インテリアの改装だけではなく、解体エリアと増築エリアを設けることで動線を明快にした

建材には和歌山産の間伐材集成材を一部使用し、山林を活性させるエコにも取り組みました。

道路から直接敷地に車で入る事は出来ますが車を停めるためにはより多くの土地を使用することになります、またお施主様が60代後半でしたので、地下ガレージから1階LDK、寝室のある1階にエレベーターで移動できるようにしたこと。

木造の車庫
共同設計:参
写真:太田拓実

ガラス張りの断熱性と透過性を重視し、熱線反射耐熱ペアガラスを採用

或る作家さんの為の建物です。三階がアトリエで、二階が編集者さんとの打合せの為のスペースで、一階は書庫と玄関です。鉄骨造の三階建てですが、敷地への搬入路が極めて狭く、大事な二階の柱の中央レベルに継ぎ手を設けなければ成りませんでした。

騒音設計業者に計画図の騒音計算と解析を行い、数値的根拠を共有した

らいてうの会はこの土地をらいてうさんの家族から寄贈されていたのでした。らいてうさんは老後はこの山奥の自然の中でのんびり暮らしたいと願って、学者村のような形で売り出されていたこの土地を買われていたようです。しかし、らいてうさんは一度もこの土地に足を運ぶことのないまま逝ってしまわれたのでした。

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