アビタ鶴川

●設計事例の所在地: 
神奈川県川崎市麻生区
●面積(坪): 
50.6
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

南側から見た外観 庭を挟んだコの字型の平面計画となっている

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

当面はシェアハウスとして運用して、いずれは2軒のテラスハウスに変更できるようにしたいという要望があり、そのように変更ができる設計となっていること。この敷地(南側には道路を挟んで川がある)の特性を生かした設計となることなど。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

庭がこの建物の中心として活用されるよう、建物をコの字型の平面計画としたことで、「建物全体を楽しく使ってもらえそう」と言っていただけたことでしょうか・・

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

各個室のプライバシーを保ちつつ、庭を含めてた共用スペースが、それぞれ皆さんの様々な<居場所>となるように考えました。例えばそれは、個室に行くための廊下を単に<廊下>とするのではなく、庭に面してお茶を飲んだり、ちょっとした作業スペースにも使えるような<縁側>のような場所にするといったことでした。
また、エントランスに全員の靴を収納する大きな下足入れを設けることは、エントランスの計画上、また、それぞれの住まい方にとっても適したことではないと思い、各個室までは土足のまま行けるような床の仕様としました。特に1階共用部の床と庭の敷石に大谷石(柔らかい天然石)を用いて、内外一体に連続して使える(共用部が外に広がる)ようにしました。

川に開けた南側の庭には、住人それぞれが植物や作物が育てられるような畑を設けることが当初から計画されており、加えて、大谷石製のピザ窯も庭に設置することになり、シェアハウスの住まい方を選んだ方には、お互い適度にコミュニケートしながら、それぞれ独自の生活を楽しんでもらえる建物になったと思っております。

依頼者の声: 

「テラスー庭につながる、1階のダイニング・キッチンが明るくて広々と使える」「1階ダイニングの吹抜けになっっているので、2階の共用部から1階の様子がうかがえるのが楽しい」「大谷石の床の見た目と感触がよい」といった感想を言っていただきました。

その他の画像: 

庭ーテラスーダイニングとつながる内外一体の空間(夕景)

2階から見下ろした庭 

1階ダイニングからテラスー庭を見る

1階個室前の共用部<縁> 全面ガラスとなっていることから、テラスー庭に視界がつながる

2階個室前の共用部<縁> 庭から先の川へと視界が広がる

個室の例 天井が高く上部(窓上)に収納スペースも設けている

各戸室内に靴脱ぎ部が設けられている 左側に下足入れがある

1階共用ダイニングの吹抜け空間

1階共用ダイニングの吹抜け空間(夕景)

設計者

ユーザー 更田邦彦建築研究所 更田邦彦 の写真
オフライン
Last seen: 7年 9ヶ月 前
登録日: 2012-07-24 10:26

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