フラット35で全額融資を受けてもいい人とは?

ユーザー 建築家紹介センター 仲里 実 の写真

2014年4月からフラット35が頭金なしでも借りられるようになるそうです。 
 
http://www.j-cast.com/2013/09/04182949.html 
 

国土交通省は2014年4月から、長期固定金利の住宅ローン「フラット35」で住宅購入にかかる全額を借りられるようにする。2013年9月4日付の朝日新聞が報じた。現行は9割までしか借りられないが、頭金なしでも購入できる。消費増税によって住宅需要が冷え込みかねないため、負担増を和らげて家を買う人を増やす狙いがある。
 
 
ちなみにフラット35とは民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している長期固定金利住宅ローンです。  
35年間、固定金利で借りることができます。 
 
一般的な銀行の変動金利のローンに比べて金利が上がる心配がないのがメリットです。 
 
ただ、頭金を貯金できない人が家を建ててもいいのか・・・ 
というのが少し心配です。 
 
2007年頃にニュースで盛んに取り上げられていたサブプライムローン問題はアメリカの銀行が通常の住宅ローンの審査には通らないような信用度の低い人にローンを組んだことが発端になったそうです。 
 
しかし、サブプライムローンは住宅の価格が上がることを前提に貸していたようですが、日本では中古住宅が買った時より値上がりすることなんてまずありえないでしょう。
当時のサブプライムローンとは金利や社会情勢が違いますから簡単には比較できません。 
 
不動産業者もハウスメーカーも銀行も薦めてくると思いますが頭金なしで借りる人は自分で返済できるかどうかを見極めてから借りるようにすることをオススメします。 
 
ちなみにあるHPに「全額融資を利用しても良い人」というのが掲載されていましたので引用します。 
参考にしていただければと思います。
 
http://jijico.mbp-japan.com/2013/09/12/articles4502.html 
 
・自己資金は用意できているが「余力」として温存しておきたい人 
 
・近い将来、まとまった金額を繰上返済できる目途がある人 
 
・収入に対して返済額が10%未満など返済負担が低い人 
 
・手持ち資金を投資で運用して借入金利以上の運用益を出せる人