国立国会図書館へ行く

ユーザー H₂O設計室 管理建築士 森大樹 の写真

国立国会図書館へ初めて行きました。『建築知識』の99年9月号(石の特集)のコピーを取るためです。
<古河のアネックスプロジェクト>で急きょ、外壁が総石張りとなることとなり、木造から鉄骨造への変更となりました。鉄骨造とは言ったものの、外壁で鉄骨造で本当に良いものかどうか(RC方が妥当か)を確認したく、今まで外壁の石張りはやったことがないので資料を当たっていると『建築知識』の99年9月号二特集があることがわかりました。

購入をするために一生懸命ネットで探しましたが、老舗の<南洋堂>でも品切れ。数ヶ月前にネットオークションに出ていたようですが、今は全く見つかりんせんでした。
そこでどこかの図書館に『建築知識』のバックナンバーはないかと考え、何でもあるのは国立国会図書館だろうと考えて、問い合わせると創刊号からすべてあるとのこと。すごい!!

ということでわざわざ永田町まで出かけたわけです。
どこか見覚えのある建物、と思えばそれもそのはず、前川事務所の設計でした。前川事務所のボキャブラリー満載です。
いつも住宅を中心に仕事をしていると、細く繊細にどう表現するかを考えることが多いのですが、この巨大空間には、あの内部のばかでかい手すりが似合う。

内部は撮影禁止ということでした。デジカメを忘れたので、携帯電話に付属のカメラで撮った外部の画像は悲惨なものですが、一応載せておきます。
ひとつ謎が・・・・。本館の方に据えられていたステンドグラスの色ガラスと色ガラスの境界に鉛のボーダーが入っていないのです!どうなっているのでしょう?