50代からの家づくりは“今”がベストな理由②
<家の老化は人の老化より早い?>
「最近、階段の上り下りがちょっとつらくなってきたな」
「朝起きると腰が重い…」
50代を迎えると、多く野人が、少しずつ体の変化を意識するようになります。
ただ。
実は、それ以上のスピードで“老化”しているのが、あなたの住まいかもしれません。
築20年、30年と経つと、見えないところから少しずつ家は疲れていきます。
水回りの配管や設備の劣化
断熱性能の低下で「冬寒く夏暑い」
サッシの隙間からの冷気や結露
床のきしみや壁のひび
こうした症状は、ある日突然やってくるのではなく、静かに少しずつ進行していきます。まさに人間の体と同じように。
ただ一つ違うのは、人間の体は年齢相応に衰えていくのが自然ですが、家はメンテナンスやリフォームをすることで「若返らせる」ことができるという点です。
たとえば、水回りを最新の設備に替えるだけで暮らしの快適さは格段にアップします。
断熱を整えれば、冬の寒さや結露から解放され、冷暖房費も節約に。段差をなくすリフォームをしておけば、将来の転倒リスクを大きく減らすこともできます。
50代という年代は、自分の老後を少しずつ意識し始める時期です。
同時に、家の老化スピードを考えると「まだ体力も気力もある今のうちに」暮らしを整えることが、これからの20年30年を安心して過ごすための賢い選択といえます。
人は年を重ねることを止められません。
ただ、家は、手をかければ“未来に合わせて生まれ変わる”ことができるのです。
「体の変化に合わせて家も変えていく」
それが、これからの世代の新しい住まい方なんじゃないかと思います。
これからの暮らしを考えた方がいいかもな。
そう思われた方は、一度こちらをご覧になってみてください。
これからの暮らしを50代から整える同世代の建築家と描く、あたならしい暮らしへ