純木造超高層ビル建築の技術が確立
投稿日時:
2025-07-17 11:25
世界最高高さ 110m 地上24階建て 純木造超高層ビル建築の技術が確立されたそうです。
本モデルは、東京都内に建設を想定した事務所および集合住宅複合型の純木造超高層建築で、国産材(カラマツ)と独自の木質耐火部材「COOL WOOD(クールウッド)」を用いています。
主要構造部にはヤング係数(剛性)の高いカラマツ集成材を採用し、最下層には2,000mm角の柱と500×1,000mmの梁を配置。接合部には、鋼棒とグラウトによる高剛性接合技術であるGIR接合※を基本とした設計を導入しています。
特に、柱と梁の接合部における構造制御設計では、梁端部に靱性を持たせ、地震時には鋼棒が塑性変形(降伏)することで地震エネルギーを吸収する仕組みとなっており、高い耐震性能を実現しています。また、「COOL WOOD」によって3時間の耐火性能も確保しています。
110メートルもの高さの木造ビルが構想されているそうです。
木材でも高層化できる時代になってきました。