土地探しのポイント(高低差)④
昨日までは、土地探しの時に話題になりがちな
旗竿敷地についてお話しました。
相場より割安ですが、いくつか注意点があるので、
その条件をプラスで捉えることができる方であれば
すごくいい土地かもしれません。
ただ。ハードルは高くなるので注意が必要です。
そんなお話でした。
今日は、土地探しの話題の一つとして、
よく話題になる、高低差についてお話します。
これまでにも、こちらで何度かお話したので
読んでいただいてればわかりますが。。
ザクっと取りまとめた内容をお伝えしておきます。
ただ。
わかりやすくするため、少し大雑把なので、
詳しく知りたい場合は、過去投稿をご覧ください。
そもそもなんですけど。
土地探ししているときに、高低差はない方がよいです。
当たり前でしょう。
って声が聞こえてきそうなんですけど。。
土地探しをしてみると気づくと思いますが、
想像以上に、高低差のあるケースって多いです。
もし、希望の土地に高低差があるなら、まず最初は。。
その差が、「1m」以上あるのかないのかを
見極めましょう。
道路と、隣地と、敷地内で高低差があっても
この「1m」以内なら、大きい影響はありません。
高低差を解消するための擁壁もすごい仕様
でなくてもいいですし、法規制も影響が少ないので。
もし。1mの高低差を超えてしまう場合は。。
敷地が、宅地造成規制法の規制範囲内だと気になります。
1mを超える盛土の場合は、許可申請が必要です。
申請が大変というよりは、盛土を支える擁壁が義務で、
かなり頑丈な仕様を求められますし、検査もあります。
手続や検査の費用もかかるのもプラスになりますよね。
ただ。
この規制区域でない場合は、1m超えても法規制で
何か制約が出ることは多くありません。
とはいっても、高低差が高くなれば、相応に強固な
擁壁が必要になるので、コストアップにはつながります。
では、1m以上なら、大きな影響ないの?
って思ったかもしれませんが、違います。
次のハードルは。。「2m」です。
どこかと2m以上の高低差がある場合は
注意が必要です。
いくつか関係する内容があるので、明日に続きます。