山小屋づくり現場調査の簡易道具

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

小規模な山小屋を分離発注とDIYで、低予算で建てようという提案を行っています。

私どもの富士山麓十里木の山小屋をモデルとしています。

これまでに日光で実現しています。

山小屋ですからそのほとんどは敷地からの計画です。

希望の土地が見つかると、こちらは地盤状況、インフラ、工事作業性、負担金、補助金などを調べ、地域性、都市計画による内容を含め建物予算外にかかる総費用概算を提供します。

購入の最終判断は同行しての現場調査でということもあります。

低予算での計画のため、そこで出来ることはやっておこうと考えての現場調査の簡易道具の出番となります。

15坪程度の計画なので、景色、立木、インフラ接続など考慮して場所決めを行い、そこにビニールテープで縄張りを行います。

そこで簡易道具を使います。

1.2m程の角材に10cm毎の目盛りが入っています。

まずは、縄張り4隅にハンマーで角材を打ち込み表層土の深さ、支持地盤の固さの程度を調べます。

そして、写真のように地面に水平におき、おおよその傾斜を調べます。

ちょっとしたことですが、予算組により役立ちます。