「だいたい」いくらかかるの?④

昨日から、家づくりのパートナーを探してる
ご夫婦をもとにしたお話をしています。
パートナーを決めるため、どれくらいの金額で
家づくりしてくれるかを知りたいと思っている。
それを比較するため、坪単価を基準にします。
ただ、坪単価って、結構危うい金額なので、
それについて、改めて説明しています。
今日はその続きです。
昨日お話した最後の話って、結構すごくて、
値上がり傾向の中でボヤっとして坪単価を
目安にするって、どうかなと思います。
とはいえ。
いくらくらいでできるのか、目安がないと、
そのパートナーに決めることができないので
すごく困るしな。。
その気持ちもよくわかります。
ただ、坪単価が、目安にすらならないかもしれない
ということをご理解いただきたかったんですよね。
だったら、どうすればいいの????
って思うでしょうね。
いろんな方法はあると思うんですけど、
依頼先によって、できるかどうかわからないので、
こんなふうに問いかけてみたらいいと思いますよ。
できるだけ最近の建築事例について、
きれいな竣工写真ではなくて。。
その家づくりの図面や資金計画書、工事の契約書を
見せてもらうことです。
その大きさで、その仕様で、そのカタチで、
このくらいの総金額が必要なんだなと。
それを面積で割っちゃだめですからね。
いろんな会社で比較したいんであれば、
できるだけ同じくらいの大きさで、
できるだけ似たような形で、できるだけ直近で
総額を聞くといいと思います。
その金額を目安にする方が、よほどリアルだし、
現実に即していると思いますよ。
坪単価って、とある家の総額を坪で割った結果であって、
その単価をもとに、総額を出していく手段にはならない。
ということなんだと思います。
詳しくお話すると難しくなるのでしませんが、
見積の仕組み上、当たり前のことなんですよね。
ここまでは理解したとして。。
パートナーを決めきるには。。
もっとブレを少なくするため、金額を出してもらいたい。
そんな気持ちになりますよね。
そこで。
計画案と概算と資金計画書を出してもらう
という方が多いかもしれません。
でも。
この概算が曲者です。
それって。。おおよその場合。
おそらく坪単価を基準にして出してますから。。