家の当たり前を考え直してみる(63)(外構⑤)
よく考えてみると、家って、いろんな当たり前を
積み重ねてできています。
その当たり前を外してみると、自由な家づくりになる
ということで、長いこと話をしています。
いろいろと新しい発見があったらいいですね。
昨日は、ウッドデッキでバーベキューという憧れと
それについて気になる点をお話しました。
隙間から落ちたごみをどうするか。。とか。
冷静に考えてみれば、いろいろあります。
そんなお話でした。
今日は、その続きです。
少し冷静になってみましょう。
ウッドデッキでバーベキュー。
素敵ですよ。確かに。
でも。
バーベキューをウッドデッキにつなげなくて
いいのかもしれませんよ。
あくまでデッキの上では、ゆっくりくつろぐ。
バーベキューコンロは、デッキでなく庭にする。
いやいや。
リビングからもっと近い場所でバーベキューを
楽しみたい。
そうであれば、デッキの脇に土間コンクリートの床を
つくればいいかもしれません。
横並びで。
デッキ下の土間コンクリートを広めに打って、
その一部をコンロスペースにする感じ。
デッキとコンクリートを階段でつなげれば。。
その階段がちょうどベンチ代わりになりますよ。
いや。ちょっと待てよ。。。
って気が付いたかもしれません。
そもそもなのですが。。
ウッドデッキじゃなくて、コンクリートとか、
タイルのデッキにすればいいじゃないか。
そうですよね。
タイルであれば、ゴシゴシ掃除できるので、
木や人工木のような懸念はありませんよね。
ウッドデッキでバーベキューでなくて、
タイルデッキでバーベキューでもいいかも。
この場合、一点だけ気を付けたいポイントが
あります。
タイルデッキの高さにもよるんですけど、
室内の床に高さを近づけるのであれば、
外壁の通気が確保できるように工夫が必要です。
いろんなやり方があるので、設計士さんに
しっかり相談して、進めてくださいね。