収納計画収納アイデアの重要性、間取り計画と収納計画による暮らしの質向上をどのように考えるべきか、過ごし方と生活習慣をイメージして家具収納やインテリアとの連携も注文住宅だから出来る事を視野に。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

過ごしやすい家を考えた時に

部屋の居心地にも関係する

収納のしやすさや

散らかりにくい家の間取り。

※建材メーカーPanasonic

 システム収納キュビオス提案採用の事例(LDK)

家づくりの

基礎知識としての

収納計画収納アイデアの重要性。

家づくりを始める際、

インテリアや

デザインに目が行きがちですが、

実は収納アイデアが

快適な暮らしを

大きく左右します。

適切な

収納スペースがある暮らしの

メリットや

収納計画の目的、

基本原則について

少し書いてみたいと思います。

収納スペースが

適切に存在する

暮らしのメリット。

整理整頓が容易

物がちゃんと

収納できる場所があることで、

部屋がすっきりし、

掃除も楽になります。

必要なものがすぐに見つかる

物がきちんと

整理されていれば、

必要なものを

比較的

すぐに見つける事が出来、

時間の節約や

探す手間、

ストレスの緩和に

もつながります。

ストレスフリーな生活

散らかった部屋は

心身にストレスを与えますが、

ある程度

整理された空間で過ごす事で

リラックスができ、

ストレスフリーな

生活を送りやすくなります。

収納計画の目的と

基本原則

収納計画の目的は、

限られたスペースを

効率的に活用して、

家族が快適に暮らす事の出来る

環境をつくる事です。

以下に収納計画の

基本原則を・・・・・。

使いやすさを優先

収納は頻繁に使うものほど

手前に、

使わないものほど

奥に配置することで、

使い勝手が向上します。

収納場所を明確に

物に固定の収納場所を

設けることで、

無駄な探し物を減らし、

整理整頓が

楽になります。

空間の有効活用

部屋の高さや隙間を

活用することで、

限られた空間でも

効果的な収納を

実現する事が可能になります。

見た目も大切

収納用品や

家具を選ぶ際には、

デザインや色も考慮し、

空間全体の

調和を保つことで

収納の意識も良い意味で変化します。

柔軟性を確保する

家族構成や

ライフスタイルの変化に

対応できるよう、

収納スペースに

柔軟性を持たせることが

大切です。

例えば、

棚の高さを

変更できるようにする事で、

さまざまなサイズの

収納変化に対応可能になります。

これらの基本原則を

意識しながら、

家の間取り検討の段階から

収納計画を立てることで、

快適な暮らしを

実現できやすくなります。

収納の基本要素。

スペースの活用法家の中で

効果的な

収納スペースを

計画する為には、

縦収納と横収納、

高さを活用した収納法、

隠し収納と

オープン収納の

バランスを考慮することが

重要です。

縦収納と横収納の比較縦収納は、

天井までの高さを活用して

収納スペースを

確保する方法です。

縦収納は、

小さな部屋でも

有効活用ができて、

空間を広く見せる効果があります。

ただし、

高い場所の収納は

取り出しにくい事があるので、

使用頻度の

低い物を収納するのに

適しています。

一方、

横収納は、

壁面や床面を活用して

収納スペースを

確保する方法です。

横収納は、

取り出しやすさが魅力で、

使用頻度の高い物を

収納するのに

向いています。

ただし、

無闇に広げると

部屋が狭く

感じることがあるので、

注意が必要です。

高さを活用した収納法

高さを活用する

収納法は、

限られたスペースでも

効果的な収納を

実現しやすくなります。

例えば、

壁面に棚を設置したり、

天井から

吊り下げるタイプの

収納を利用したりする事で、

空間を有効活用できます。

また、

高さを利用した収納では、

使用頻度の低い物を上に、

使用頻度の

高い物を下に

配置することで、

使い勝手が向上します。

隠し収納と

オープン収納のバランス。

隠し収納は、

扉や引き出しで

収納物を

隠すことができるため、

見た目がすっきりして

部屋を美しく

保つことが出来ます。

また、

ホコリがたまりにくいのも

メリット。

ただし、

収納物が見えないため、

何処に何を

収納したのかを

その都度確認できるように

工夫が必要です。

オープン収納は、

収納物が見えるため、

取り出しやすさが魅力。

また、

見せる収納として

インテリアの一部にも

なります。

ただし、

ホコリ等が

たまりやすい事と、

配置によっては

収納物が

散らかって見えることが

デメリット。

隠し収納とオープン収納を

バランスよく

組み合わせることで、

使い勝手と

見た目の両方を

兼ね備えた

収納空間を

楽しむ事ができます。

例えば、

日常的に使う食器や本は

オープン収納に、

季節物や書類などの

使用頻度が低い物は

隠し収納にすることで、

効率的な

収納空間を

実現できます。

これらの収納の

基本要素を理解し、

スペースの活用法を

上手に取り入れることで、

限られた空間でも

快適な収納環境を

計画する事ができます。

各部屋別の収納アイデア。

家の中の各部屋には

それぞれ異なる

収納ニーズがあります。

リビングルーム、

寝室とクローゼット、

キッチン、

浴室とトイレ、

玄関と廊下、

書斎やホームオフィスの

収納計画。

リビングルーム

リビングルームは

家族が集まる場所であり、

機能的で美しい収納が

求められます。

収納付き家具の利用

ソファやテーブルに

収納スペースがあるものを

選ぶことで、

リモコンや雑誌などの

小物を整理できます。

壁面収納の活用

テレビ周りの壁面に

棚やキャビネットを

設置し、

DVDやゲーム機を

収納する事も

簡単な収納効率の

向上につながります。

収納ボックスや

バスケットの活用。

おもちゃや雑誌など、

見た目が

散らかりがちな物を

収納ボックスや

バスケットに入れて

整理する事もポイント。

寝室とクローゼット

寝室とクローゼットは、

衣類や寝具を

収納する場所となる事が

多い場所。

収納付きベッドの利用

ベッド下に

収納スペースがあるものを

選ぶことで、

寝具や季節物を

整理できます。

クローゼット仕切りの活用

衣類を整理しやすくするために、

仕切りや

引き出しを

利用するのポイント。

収納ボックスの活用

アクセサリーや

小物を

収納ボックスに入れて整理。

キッチン

キッチンでは、

調理器具や食器を

効率的に収納することが重要。

家事の方法や

調理時の行動を意識した

収納計画がポイント。

引き出し式収納の活用

調理器具や食器を

引き出し式の

収納に入れることで、取

り出しやすく

整理できます。

壁面収納の活用

鍋やフライパンなど、

壁にかけられるものは

壁面に収納する事もオススメです。

これにより、

引き出し周辺の

スペースを

広く使えるようになります。

収納ラックや棚の活用

スパイスや

調味料を収納する

ラックや棚を設置し、

整理しやすい

家事の環境を。

浴室とトイレ

浴室とトイレでは、

タオルや洗剤、

トイレットペーパーなどの

収納が求められます。

吊り下げ式収納の活用

シャンプーや

ボディーソープなど、

吊り下げ式の

収納に入れることで、

スペースを

有効活用できます。

収納棚の設置

タオルや洗剤を

収納する棚を設置し、

整理しやすい環境

構成する事で

日頃の整理整頓、

掃除なども

行いやすくなります。

玄関と廊下

玄関と廊下では、

靴や傘、

アウターなどの

収納が必要です。

靴箱の活用

靴を収納する

専用の靴箱を設置、

又は玄関とつながる

土間のある収納スペースを

計画する事で

整理しやすい環境を。

壁面収納の活用

傘や帽子、

アウターをかけられる

フックを壁に取り付け、

スペースを

有効活用する事も。

ミラーの設置

玄関周辺に姿見鏡を

設置することで、

外出前の靴を履いた状態で

身だしなみチェックが

しやすくなります。

書斎やホームオフィス

書斎やホームオフィスでは、

書類や文房具、

本などの収納がポイント。

本棚の活用

本や雑誌を整理しやすい

本棚を設置

デスク周りの収納の工夫

文房具や書類を

整理できる

デスク周りの収納を設置

する事で、

作業効率を向上させる事も。

ファイルボックスの利用

書類を

ファイルボックスに

整理して収納し、

重要書類の

管理をしやすく。

壁面収納の活用

壁に棚や

ピンボードを設置し、

メモやカレンダーなどを

収納できる

スペースがある事で

情報の整理整頓も

しやすくなります。

まだ色々とありますが

各部屋別の

収納アイデアを活用することで、

家全体の

収納スペースを

効率的に整理し、

快適な暮らしの空間を

生み出すことができます。

収納ニーズに合わせて

アイデアをカスタマイズし、

よりよい収納空間を。

いちばん大切なことは

収納空間について、

定期的に整理整頓を行い、

収納環境を保つこと。

収納用品の選び方

収納用品は、

家の中を整理整頓し、

快適な空間を

計画する為に

重要なアイテムです。

収納用品の選び方について。

収納用品の種類と特徴

収納用品には

さまざまな種類があり、

それぞれ異なる特徴があります。

主な収納用品には、

収納ボックス。

小物や衣類、

書類などを

整理できるボックス。

プラスチック製や

布製など

素材もさまざまです。

収納棚

壁に取り付けることが

できる棚。

本や飾り物、

調味料などを収納できます。

収納ラック

立てかけるタイプの収納。

靴や本、

食器などを整理できます。

クローゼット用品

ハンガーや仕切り、

引き出し等、

クローゼット内で

使用する収納アイテム。

使い勝手を考慮した

収納用品選び。

収納用品を選ぶ際は、

使い勝手を考慮する事が大切。

必要な収納量を見積もる

収納する物の量を

見積もり、

適切なサイズの

収納用品を選ぶこと。

欲張りすぎると

失敗します。

適量を考える事が重要です。

使いやすさを考慮する

収納用品は、

取り出しやすく

整理しやすい

デザインが

望ましいです。

また、

移動や組み立てが

容易なものも便利です。

空間に合ったデザインを選ぶ

収納用品は、

部屋のデザインや

インテリアに

合わせたものを選ぶように。

プロフェッショナルによる

収納プラン。

プロフェッショナルに

依頼して、

収納プランを

作成してもらうことも

一つの選択肢です。

整理収納アドバイザー等も、

家事代行サービス等でも

スペースの最適な活用方法や

効率的な収納アイデアを

提案してくれます。

僕自身も設計の際には

プロの目線も含めて

最適解となるように

間取りと収納を

建築計画論だけではなくて

生活環境の

価値観にあわせて

ご提案させていただくように

しています。

また、

収納プランでは、

家具や収納用品の

選び方や配置まで

トータルで

サポートするようにしています。

スペースに合わせたカスタマイズ

収納スペースを

カスタマイズする際は、

そのスペースと

家の使い方に合わせた

アイデアを

取り入れることが重要です。

狭いスペースでは、

壁面や天井に

収納アイテムを設置することで、

有効的に

収納スペースを

確保できます。

また、

多目的な家具や

折りたたみ式の

収納アイテムを利用することで、

限られたスペースを

最大限に活用できます。

高い天井のある部屋は

天井を活用して、

吊り下げ式の収納や、

ロフト型収納を

設置することで、

空間を有効活用できます。

不規則な形状の部屋では、

オーダーメイドの

収納家具や、

フレキシブルな

収納用品を利用して、

スペースを効率的に・・・・・。

先にも書きましたが

収納は、

定期的に整理整頓を行い、

収納環境を

保つことが大切です。

収納上手な暮らしのコツ

収納上手な

暮らしを送るためには、

整理整頓を維持し、

収納スペースを見直し、

物を手放す勇気を

持つことが重要です。

定期的な整理は

週末や月末など、

決まったタイミングで

家の中を整理整頓するように。

定期的な整理を行うことで、

継続的にきれいな状態を

保つことができます。

ものごとに決められた場所を

よくある話しですが

物の定位置を設定することで、

使用後にすぐに戻す

習慣を身につける事ができます。

これにより、

部屋が

散らかりにくくなります。

すぐに片付ける習慣を身につける

物を使った後は、

すぐに片付ける

習慣を身につける事。

これにより、

無駄な時間や費用をかけずに

整理整頓を

維持できます。

収納スペースの見直しは

効率的な収納環境を

維持するために

重要です。

現状の収納状況を把握

まずは、

現在の収納状況を把握し、

問題点や

改善点を明確にします。

無駄な収納スペースを削減

不要な物を整理し、

収納スペースを

効率的に使うために

無駄なスペースを

削減します。

使わないものを見極める

定期的に

家の中を見渡し、

使っていないものや

必要でないものを

見極める事。

これにより、

収納スペースが

圧迫されることを防ぎます。

物の価値を見直す事

所有している物の

価値を見直し、

本当に必要なものだけを

手元に置くことで、

無駄なものが

増えないようにします。

将来的な利用を考えて

保持するものは、

適切な範囲で選ぶように。

整理整頓を維持し、

収納スペースを見直し、

モノを手放す事で、

生活空間は良い意味で変化します。

継続的に

収納上手な暮らしのコツを

実践することで、

家の中が常に

整った状態を保ち、

ストレスフリーな

生活を送りやすくなります。

自分や家族にとって

最適な家づくりに必要な

収納と間取りの関係性を大切に。

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https://www.y-kenchiku.jp/

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