造り付けの家具ってどう?④
昨日は、家具屋さんに依頼して
オーダー家具を製作すると。。
価格は相応に高くなるのですが、
幅や高さ、奥行といったサイズが自由になること。
それと、仕上げが自由になること。
それが大きなメリットとお伝えしました。
仕上げのうち、代表的な仕上げとして、
メラミン化粧板という素材の特徴を
お話ししましたよね。
おそらくですけど。
よほど、何か強いこだわりがなければ、
このメラミン化粧板は、なかなかよいです。
色柄の種類が多いし、水に傷に強くて、
掃除しやすいですから。
しかも、カウンターにも扉にも使える素材なので
家具全体を同じ色柄で仕上げて、塊みたいに見せたい。
そんなときには、重宝しますね。
ただし。キッチンみたいに常時濡れる場所へ
メラミンを採用する場合は、少し注意が必要です。
では。
メラミン化粧板以外で、どんな仕上げがあるのか。
気になりますよね?
一つ目は、無垢の板です。
とってもわかりやすいですよね。
無垢板なので、その質感とか色合いは
申し分なし。
本物志向であれば、これ以上の仕上げはありません。
しかも、経年で色合いが変化していって、
いい風合いになっていくのも楽しみの一つ。
最近ではあまり聞かなくなりましたが、
嫁入り道具の一つで桐の箪笥がありますが、
まさしく、無垢の板でできた家具です。
本物で経年変化が美しいって言いましたが、
少し見方を変えると。。
色が段々と変化していってしまうのが嫌な方には、
不向きなんだと思います。
完成した時のまま保持したい!
それも一つの価値観ですから。
それと。
無垢の場合は、どうしても動きがあります。
動くの??って
挙動するわけじゃないですよ(笑)
湿度によって、収縮したりするので、
家具の場合は、扉に反りが出ることもあります。
もちろん。家具屋さんは、その辺も踏まえて、
板を選定してくれたりするので、
最小限にはなっているとは思いますが。。
素材の性質としては、そういう動きがあることは
間違いないので、了解の上採用が必要でしょう。
ちなみに。
価格は、かなり高くなるので、気合いいれて
選定してくださいね。
やっぱり本物がいい。
そうであれば、無垢板を検討してもいいかもしれません。
それ以外には何かありますか?
って声が聞こえてきました(笑)
明日へ続きます。