エコハウス

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エコハウスの基本は自然エネルギーの活用と地域の材料を使うことです。
エコハウスの基本的な考え方は「環境になるべく負担をかけない方法で家を建てること」にあります。気候風土や敷地条件、住まい方に応じて、自然エネルギーが最大限に活用されること、さらに身近にある地域の材料を使って家を建てること、これがエコハウスの基本です。その根底には「私たちみんなで地球環境保護や省資源につながるような家づくりをしていきましょう」という考えがあり、そのために3つのテーマを掲げ、それに沿ってつくられた家をエコハウスと呼びます。その結果、地球にやさしいだけでなく、省エネ性が高く、光熱費も安くなる家になる、という流れです。
エコハウス3つのテーマには
■環境基本性能の確保です
1)断熱 2)気密 3)日射遮蔽 4)日射導入 5)蓄熱 6)通風 7)換気 8)自然素材保
 があげられます。
■自然・再生可能エネルギーの活用
自然エネルギーを最大限利用し、なるべく化石燃料に頼らないこと。そのためには地域の特性を読み取って、太陽光、太陽熱、風、地中熱、水、バイオマス、温度差を上手に生かす技術や工夫が大切です。自然エネルギーの活用の例では以下があります
・自然の通風:夏の夜間に外気を取り入れ、室内を涼しくする
・昼間光の利用:昼間、なるべく太陽の光を取り入れ、照明器具の使用を控える
・太陽光発電:日中に太陽光発電を行い、消費するエネルギーを自己生産する
・日射熱利用:窓から日射を取得し蓄熱した熱を夜間に放熱する(冬期)
・太陽熱給湯:太陽熱を導入した給湯システムを利用する

■エコライフスタイルと住まい方
住まい手による意識や行動も非常に大切で例えば、敷地周辺には日よけのための草木を植えたり、暑い時は窓を開ける、寒い時は一枚羽織るなど、低負荷でありながら快適で健康的な住まい方をするように意識・行動していく必要があります。

■エコハウスのテーマに加えて「地域らしさ」として地域の気候風土や特色を生かした「地域らしさ」も大切です。

■エコハウスに求められるもの
このように環境基本性の確保、自然・再生可能エネルギーの活用、エコライフスタイルと住まい方という3つがエコハウスのテーマとなります。
これらのテーマを実現するにあたり、その地域の気候風土や文化に根差したものでなければなりません。例えば県産材である木材を多用する、工法、デザインは昔からある方法を採用するなど、地域の特色を生かしたものであることが大切です。