外壁って何がいいの?①

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、外壁の塗り替えの話をもとに、
塗装屋さんよりは、いろんな経験のある工務店等に
依頼する方がいいですよって話でした。

何が大事かって。
リフォーム工事も同じことがいえるので。
その辺は、またの機会にお話ししますね。

今日からは、いよいよ外壁のお話し。

外壁の仕上げって、おそらくですけど、
想像しているより、たくさんの種類があります。

色柄のことじゃなくて、素材という意味で。

いろんな素材があって、それぞれ一長一短があります。
その辺、しっかりと把握して、最善を選定するといいですよ。

まず、そもそもなんですが。
外壁を選び時に考えたい、大事なポイントって、
なんだと思いますか?

「おしゃれさ」でしょう!
って声が聞こえてきそうです(笑)

そうそう。
先日、お客様と雑談している中で、
興味深い話があったので、お話ししようと思います。

お客様のご友人が、設計士さんに依頼して、
家づくりをされているそうです。
(私ではありませんよ)

その打ち合わせの中で、話題になったのが、
外壁のお話しで、どんな外壁にするといいのか?
そんな流れだったそうです。

ご友人は、外壁についてハッキリ要望はなかったようですが、
設計士さんが一言。

「正面の外壁は、これにしましょう。一択です。」

ということで、決まったとのこと。
正面なので、見た目に大きく影響しますから。
設計士さんがかっこいいと思う素材で決まって、
自分たちに選択権はなかったですという内容でした。

かっこよさ。
それも一つの価値観なので、大事なのですが、
もし、私が施主だったら、その素材のよしあしは
理解した上で、決めたかったかなと思いました。

外壁って。
当たり前なんですけど、雨風、紫外線なんかから、
人を守るシェルターの役割を大きく担っています。

もちろん。
外壁であれば、耐久性は一定以上あります。
ただ、それが、長持ちするのかどうかって、素材で違いますよね。

なので。
どの素材が、どれくらい長持ちするのかって
大事な情報かなって思います。

何度も張替えたりするものではないですからね。

それに。
長持ちさせるために、何か手入れをしなくてはいけない。
そういった素材であれば、その手入れがどんな内容で、
どれくらいの頻度で、行う必要があるのかが大事になります。

だって。
手入れするためには、相応に費用が必要ですから。

手入れが必要になってから、お金を準備するって大変なので、
ある程度計画的に、資金を準備していけると安心ですよ。

というか。
そもそも、それを知らないと、準備すらしませんよね。

おっと。
ついつい長くなったので、明日へ続きます。