マグネットを使える壁仕上げにするには?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日お話しした、ホーローパネル。
水回りに使う素材として、代表的ですよ。

そんなお話しでしたよね。

このパネルの特徴の一つとして、
磁石タイプのフック等がくっつくことがありました。

この特徴を踏まえて、水回り以外でも
採用するケースって多いですね。

例えば。
皆さんって、冷蔵庫に、何から書類を貼ってませんか?
学校からの連絡事項だったり、ゴミの収取日だったり。
カレンダーなんて方もいるかもしれません。

もちろん、冷蔵庫に貼ってもいいんですよ。

でも。冷蔵庫って見える場所にあることが多いので、
できれば、他の場所にあるといいなと思いますよね。

そこで。
ダイニング付近の壁に、幅90cmくらいで、
ホールーパネルの壁にすると、便利です。
冷蔵庫から、書類が消えていきます(笑)

ただ。
昨日お話しした通り、ホーローパネルって、
ツヤがあって、キラキラしてます。

キラキラが好きではない。
そんな方には困ってしまいますよね。
しかも。
できれば、コストも抑えたい。。

では。
どうするといいのか。

それには。いくつか方法がありますね。

今日は、そのお話しをしていきます。
(前振り長すぎましたが)

一つ目はこちら。

主要建材メーカーから、マグネット対応のボードが
発売されてきています。

こちらであれば、木目柄なんかあったりしますので、
内部のドアなんかとコーディネートするのもいいですよ。

キラキラは解消されますね。

それでも。
まだまだ、デザインが好きなタイプがないかもしれない。。
そんな場合はどうするか?

その場合はこちら。

Feボードって言われてます。

何かっていうと、通常、壁の下地って、
石膏ボードになっていることが多いんですよね。

その石膏ボードの表面に、磁石がくっつくような
加工がしてある石膏ボードのことなんです。

画像は、工事途中なので、このまま仕上がりじゃないですよ(笑)

何かっていうと。
他の壁と同じく、壁紙を仕上げていくことができます。

パッと見た目は、壁紙仕上げ。
でも。Feボード範囲は、マグネット対応になってる。

見た目と機能性を両立できるのが魅力です。

ただし。
当たり前ですが、壁紙が間に挟まるので、
磁石のくっつきは、あまりよくないため、
重いものをひっかけたりするのであれば、
ホーローパネル等がオススメです。

マグネット対応にも、目的で、いくつかありますね。

みなさんはどんな使い方したいですか?