壁仕上げの重鎮(笑)。タイルのお話し④

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やはり、タイルは人気あるみたいですね!
タイル好きとしては、嬉しい限りです。

昔からよく使われた10cm角のタイルからスタートして、
正方形から長方形へと展開していきました。

長方形といいつつ、そのプロポーションや張り方で
ずいぶんと印象が違いましたよね。

では。今日は何かというと。。
インテリアに使うタイルとして、少し変わり種まで含めて
ご紹介していきたいと思います。

まず最初はこちら。

直線で構成されてはいますが、長方形でもなく。
平行四辺形ですかね。

いやいや、平行四辺形っていうと、なんか美しくない(笑)
トランプのダイヤ柄という方が適切ですよね。

いろんな色をミックスしていることも関係していますが、
とてもユニークな壁面に仕上がっています。

水平垂直に目地が通っているイメージが強いタイル仕上げで、
斜めに目地が走っていくのって、それだけでも個性的になりますよね。

それと。
タイルの色合いが、原色でもなく、
少しくすんだような、落ち着いたトーンなので、
これだけ多色使いしても、派手な感じにはならないです。

実は、このタイル。
少し張り方のパターンを変えてみることもできます。

こちらご覧ください。

わかります??
なんだか、直方体が並んでいるみたいな錯覚におそわれる
パターンですね(笑)

同じタイルなんですけど、わかりましたか???

実は。
私が最初に見たときは、全く違うものに見えました。
このタイルの形状だからこそできるパターンですね。

それと。
先ほどは、多色使いしていましたが、今度は単色。
単色でも、一枚ごとに、少し色ムラがあるので、
均一すぎない表情がありますよね。

タイルならではでしょうね。

それと。もう一つ特徴的なタイルとして。。

そうなんです。
タイル自体が、四角形ではなく、六角形なんですよね。

タイル仕上げなんですけど、なかなか珍しくないですか?
見たことない方ですと、不思議な感じかもしれません。

実は、ここ数年人気があって、いろんな大きさや仕上がり、
色合いで、六角形のタイルがあったりします。

最初見た時は、衝撃でしたが、私個人的には、
かなり見慣れた感じかもしれません(笑)

ちなみに。
こちらのタイルは目地がかなり少ないので連続していますが、
目地をしっかり確保すると、六角形であることが強調されますよ。

タイルっていうと、なんとなく長方形とか正方形を想像しますが、
今日ご紹介したみたいに、いろんな形もあったりするんですよね。

ほんと。タイルって面白いです。