家づくりのリアルなところを知るためには?②

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

家づくりのリアルを知るためには。。
そんなお話しでしたよね。

お客様の引っ越し前に開催するオープンハウス。
もちろん、それもいいのですが、もっとすごいのは、
引っ越し後ですよ。

そんなお話しでした。

今日は、先日引っ越し後に、これから家づくりされる方を
ご案内した時、どんな流れで、どんな感じだったのかを
お話ししようと思います。

お互い自己紹介してもらって、挨拶もつかの間。
まずは、家を見学していただくことに。

設計をした私が、家のアチコチを見学していただきながら、
設計意図なんかを説明していく。

そんな流れだったと思いませんでしたか?

いやいや。
全然違います(笑)

逆に、私は、ほとんど話をしていないんです!

えぇ?なんで???
と思われたかもしれません。

実際、家の案内は、そこに暮らすご夫婦のお任せしました。

どこに、どんなこだわりがあって、どこが気に入ってるのかとか。
実際、こんな風にしてみたら、よかったですよとか。

時々、質問が出たりしたら、考えてお答えいただきました。

私がさぼってるわけじゃないですからね(笑)

そこで暮らすご夫婦は、一緒に考えて家づくりしてきているので、
何にこだわって、どう考えて、どう実現したのかをよく知っています。
私と同じくらい、いろいろご存じなので説明できるんです。

説明が上手とか、上手じゃないとか。
そんなことより、暮らしている本人からのお話しって、
一番リアルじゃないですか。私より説得力ありますよね。

なので。お任せしたんです。

そして。
一通り見学したあと、ケーキをいただきながら、
いろいろとお話ししていただきました。

予め、これから家づくりされる方に質問を用意してください!
とお願いしておいたので、それに回答していただいたんですよね。

そこでも。
私は見守ってるだけで、聞かれなければ、特にお話しせず。

もちろん、私でもフラットな視点からお話しはできるのですが、
やはり、家づくりされた方からの話とは、リアリティが違いますから。

土地探しのことから、家づくり、資金のことまで、
リアルなお話ししていただきました。

すごく参考にしていただけたようでした。

肩ひじ張らず、かっこつけるわけでもなく、自然体で。
いろんな話を聞く。

ネットなんかで掲載されてる情報に比べたらリアルですから。

そういった場を、これからも設定できるといいなと思います。

もし。
家づくりのパートナーで、そういったことが可能であれば、
ものすごくオススメです。

ということで。
明日からは、仕上げの話に戻りますね。