家づくりの要望を伝える時の大事なポイント②

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日のお話し。
気になっている方が多かったようです。

以前お伝えしたかもしれませんが、
「要望の伝え方」という側面から、
大事なポイントをまとめこうと思います。

まず。一つ目は、よくお話ししていますが
ヴィジュアルを見せることです。

ヴィジュアルを見せることって、
言葉で伝える以上に、たくさんの情報が伝わります。
(他の設計士さんは違うかもしれませんが)

どんな雰囲気が好きですか?ってきかれて、
言葉で表現するって難しいでしょうから。

そうそう。
ヴィジュアルを探すという意味では、
2023年現在ですと、インスタで画像を検索して
それを提示したりすることが多いですね。

ツールは時代とともに変化していくと思いますが、
情報量の多さから見ても、いい方法だと思います。

もちろん。
雑誌なんかでもいいと思いますよ。
「すまいの設計」等、住宅雑誌はたくさん出ていて、
本屋さんにいくと、いろいろ見れますから。

いろんな雑誌あるので、立ち読みしながら、
比較検討して、気に入ったものがあれば、
購入してみるのも一つですね。

買うのがもったいない!
ということであれば、無料の雑誌なんかもあるので、
いろいろ探してみてはいかがでしょうか。

ヴィジュアルを見せる方法は、とても伝わりやすいのですが
その画像にとらわれ過ぎてしまう可能性があります。

実は、全く違う感じが好きなのに、よく見かけるから
ということで、「なんとなく」それに引っ張られることも。。

人のオススメというよりは、自分の直観を
大事にしていただくといいかなって思います。

それと。
ヴィジュアルを提示するときには、
その中の何が気に入ってるのかを伝えた方がよいです。

全体の雰囲気なのか、床の色合いなのか、
壁の色なのか、素材なのか。
どこをポイントに見るかで、伝わるものが違うので。

二つ目は、間取りについて。

ネットでも、雑誌でも、いろんな間取りが掲載されてます。
気に入った間取りを集めてきて、それをもとに話をする。
それも一つの方法ですよね。

その間取りのどこが気に入ってるのか。
それをハッキリしておきましょう。

おそらく、すべてが気に入ってるなんてことって
ないと思いますので。

それと、できるのであれば、簡単な間取りを書く。
それも一つですよね。
正確でなくていいですよ。
こんな感じがいいということが伝わればいいので。

最近では、間取り作成のアプリがあるので、
それを使って作成される方もいます。

間取りを作成いただくと、どんな動線が大事なのか。
どんな生活スタイルなのか等、大事なことが
読み取れるので、とても有用だと思います。

家づくりの要望って、うまく伝わると
提案の精度がどんどん上がっていきます。
(お客様らしさを大事にする設計士の場合)

ご紹介した方法を使いながら、
いろんな思いを設計士に伝えていただければと思います。