インナーガレージ・ビルトインガレージのある家の設計デザイン・ガレージという使い方だけではなくて暮らしそのものに対しての価値観と日常生活への付加価値空間・半屋外の土間空間としてデザインする間取り

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※ビルトインガレージの設計事例

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

インナーガレージや

ビルトインガレージとも

呼ばれることのあるガレージハウスは、

車愛好家の方なら一度はあこがれたことがあるかも知れません。

しかし、車好きの方のみらず、

色々な趣味を持つ方が楽しめる「間取り」

であることをご存知でしょうか?。

工夫次第で楽しみ方が

無限に広がるガレージハウスの魅力。

ガレージハウスの特徴としては

愛車と一つ屋根の下で

暮らすイメージ。

屋内に車庫を内包した

ガレージハウスなら

車との距離が近づき、

工夫次第で家の中からでもいつでも愛車を眺められる、

車好きにはたまらない生活が叶います。

車に限らず、

オートバイや自転車を

愛でる空間としても考える事が出来ます。

中庭をディスプレイのように

見立てたデザインを提案したこともあります。

またガレージハウスであれば

メンテナンスに必要な道具類や

冬装備、夏装備を置いておくスペースにも困りませんし、

運転するとき以外は

屋内に置いておくことができるため、

雨風や車を狙った心ないいたずらから

大切な愛車を守ることができます。

そして・・・暮らしも趣味も

満足度が上がる

マルチスペースにもなるという事。

車を持たないご家庭では

ガレージは不要と思われてしまうかもしれませんが、

ガレージハウス

ビルトインガレージスペースのある家での

暮らしを楽しめるのは

車好きだけではありません。

屋内と屋外の中間のような

ひらけたプライベートスペースが間取りとして

考える事が出来るので、

例えば、テントを張ってバーベキューをするなど、

おうちに居ながらにして

アウトドア気分が味わえたり、

居室として使用可能な設計とすれば

アトリエとして絵画制作や

D.I.Y.などクリエイティブな

趣味に没頭する空間として

楽しんだりすることができます。

シャッターが出入り口で

開放的な場にもなるので

土間のある第二のリビングとして

家族とのくつろぎの時間や

プライベート時間を

さらに豊かなものにするスペースにしても素敵です。

実用的な面でも

メリット豊富であり

室内から車まで歩く距離が短くなるため、

介護が必要な家族や

小さなお子さんがいるご家庭であれば、

雨に濡れずにダイレクトに車の乗り降りができるなど

実用的な面でも

車寄せとなるので

考え方と生活への密着度により

多くのメリットがある事も事実。

もしもの時のための

備蓄のスペースとしたり、

ベビーカーのような大きなものを収納したり、

部屋干しの出来る場所として考えたり、

普段の生活のちょっとした

困りごとからも解放されます。

土間空間でもあり

土足もOKなので

屋内よりも幅広い用途で活用できます。

あえて賢い選択・・・・・。

家の内部にガレージを持つという

特殊性からガレージハウスを考える事に

不安や抵抗を感じる方もいるかもしれません。

特に、車離れが

加速していると言われている

若い世代や車がなくても

不便を感じない都市部にお住まいの世帯では

その傾向は顕著かも。

家族のライフステージの変化によって

そのビルトインスペース

ガレージスペースがあれば

大きなアドバンテージにもなり得ます。

ガレージハウスのある暮らしを

間取りの中に考える事も有意義だと思いますよ。

※土間空間にもなるビルトンガレージ