照明計画ってどうしたらいい?⑲(アウトドア2)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

少し気分転換のため、リフォームについて
お話ししました。

しっかりと見極めてくれる方がいると
安心して、家づくり進めていけると思います。

さて。
少し話を戻して、照明のお話し。

先日は、玄関周りのアウトドアライトについてでした。

今日は、アウトドアに採用するライトとして
いくつかについてご紹介していこうと思います。

まず最初はこちら。

少しわかりにくいのですが、
アプローチの右側に並んでいる照明。

庭園灯なんて呼ばれています。

よく、庭先で自立していて、その上の方に
ライトがついている、そのライトです。

全体を明るくするということではなく、
そのライトの周りを、ぼんやりを照らして、
周りの状況を見えるようにします。

一枚目タイプは、アプローチ際に設置して、
庭園+アプローチ灯として使っています。

兼用して合理的ですが、昼間はライトが
見えてしまうので、あまり目立たないデザインが
いいかもしれませんね。

アプローチを照らすという目的で
使われたりするライトとして、こちら。

床面に埋め込んだアッパーライトですね。
バリードライトっていいます。

庭園灯のように、出っ張らないので、
昼間はスッキリしているのが、魅力です。

アプローチ灯としてもかなり効果的ですから。

それと。
画像のように、壁を照らせば、
壁面を演出したりすることもできますね。

さらには。
植栽の近くに配置すると、
その植栽を照らすような演出もできてしまう
優れものでもあったりします。

ただし。
雨仕舞は重要ですので、工事してくれる方に
しっかり配慮してもらうようお願いしましょう。

そして。
植栽を照らすという目的であれば、
よく採用するのは、こちら。

そう。
スポットライトですね。
バリードライトのように演出できます。

では。何が違うのかというと。

バリードライトが真上の光に対して、
スポットライトは、斜めからとなるため、
植栽の影を、建物の壁なんかに照らす場合は、
スポットライトが有利でしょうね。

アウトドアライトって、ちょっとした仕掛けで
印象的な効果を得られやすいので、
いろいろ採用してみるといいかもしれませんね。