照明計画ってどうしたらいい?⑭(寝室ライト)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日ご紹介したフロアスタンド。
実は、そこまで採用する方は多くありません。

シーリングライトみたいに、部屋全体を明るくする
ということが目的ではないですから。

ただ。
うまく取り入れると、夜の時間帯を
ゆったりとした落ち着いた雰囲気で過ごせますよ。

といいつつ。
もう少し、実用性もありつつ、雰囲気も作れる。
そんなライトもあります。

そのお話しに行く前に、少し違ったお話ししておきます。

突然ですが、みなさん。
主寝室の照明ってどうされていますか?

機能性だけで考えたら。。
以前ご紹介した、シーリングライトが一番いいです。

広さに合わせた照度のライトを設置すれば、
部屋の隅まで明るいですし、ダウンライトみたいに
まぶしくないですから。

以前お話ししましたが、ベッドの頭付近に
ダウンライトを設置すると、かなりまぶしいので、
ご注意ください。

話を戻して。
シーリングライトであれば、リモコン一つで、
光の強さを調整したり、器具によっては、
光の色も変えたりできます。

ベッドに入った後、枕元にあるリモコンで、
豆電球にすれば、ゆったりと就寝できます。

それ以外であれば。
足元に、ダウンライトを設置して明るさを確保しつつ、
枕元に、ブラケットライトを設置する。
そんな組み合わせをする場合もあります。

ダウンライトが全体の明るさ確保で、
就寝時はダウンライトを消灯し、ブラケットライトで
枕元の明るさを確保します。

就寝前に、枕元にあるスイッチでオフにします。

もし、就寝前に、読書したいな。
そんな場合であれば、後者の組み合わせもいいですね。

枕元にブラケットライトって、いい雰囲気ですけど、
一つ気にした方がよいところは。。

あまり光が拡散しないカタチがオススメです。
器具自体が、電球みたいに明る過ぎると、
だんだんとまぶしく感じて、就寝に向かえないかも。。

もちろん。感覚に個人差があるので、
その辺は体感しながら、決めてくださいね。

それと。
枕元にブラケットライトの場合、ベッドのサイズとか
レイアウトを変更したい場合に、困りそうですよね。

もし、将来、その可能性があるのであれば、
テーブルライトがオススメなんです。

ということで。
明日は、テーブルライトをご紹介していきます。