照明計画ってどうしたらいい?⑬(スタンドライト)

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

階段の照明。
いろいろとやり方があるので、比較検討しながら、
お気に入りの方法を採用ください。

昨日は、そんなお話しでしたね。

今日は、別の照明方法として、
スタンドライト等についてお話ししていきます。

これまでにご紹介していない照明として、
スタンドライトがあります。

どんな感じかというと。

床に置かれた移動可能な照明器具。
といったところでしょうか。

ソファのすぐ脇に置いてあって、
手元を明るくすることを目的としています。

これまでご紹介した照明器具の場合、
固定されるケースが多いのですが、
スタンドライトは、移動できるので便利です。

一枚目のようなデザインであれば、
手元をピンポイントで明るくしたい時に、
とても重宝しますよ。

ソファで読書するときなんかは、
手元付近まで近づけておいて、
器具の向きを調整すれば、
ストレスない明るさを確保できます。

どこかに固定された照明では、
なかなか難しいですよね。

一枚目と違って、こんなデザインあります。

灯具部分が、下向きでなく、四方に広がる
ので、空間の一部を明るく見せるといった
役割として使うことができますね。

部屋全体をフラットに明るくするのではなく、
部分的に明るさをつくりだして、その濃淡を愉しむ。
そんなことができますね。

ホテルなんかでよく見かけたりしますよね。

ホテルライクな、しっとりした空間を求める方には、
こういったスタンドライトは、オススメです。

そうそう。
最近は、こんなスタンドライトもありますよ。

縦長のバー状のライトが、一方向に光を放ちます。
その光の方向を、そのまま空間を照らす使い方でもいいですし、
壁に向けて光を当てて、その反射した光で雰囲気を出す。
そんな間接照明のような使い方ができます。

使い方しだいでは、もっといろんな照明として
使っていけそうです。

明るさを確保するのであれば、他のライトで済みますが、
光の濃淡をつけたり、ピンポイントで明るくしたい時には、
スタンドライトを検討してみるといいですよ。

明日に続きます。