暮らしの価値観と設計デザインの原点の思考・住まいの設計デザイン、そして新築工事を終えて暮らしが始まり、ホームページからのご相談がキッカケだった住まい手さんからのお手紙。

ユーザー やまぐち建築設計室 山口 哲央 の写真

※住まい手さんからいただいたお手紙と暮らしぶりの写真とコメント

ホームページをご覧いただいたのがキッカケで

住まいについてのご相談、

プランから設計とデザイン

そして昨年の夏に住まいの新築工事を終えて

2年と少しの期間での家づくり、

引っ越しを終えて約半年が経ったのですが

住まい手さんからうれしいお手紙が届きました。

引っ越し後、

暮らし始めてからの気づきや

過ごし方の場面等、

住むことで生まれる

建築の多様性のデザインが

居心地に程よく馴染む設計のカタチの事

過ごして気付く心地のことなど

出会いから完成までの様々なシーンと

住み始めてからの今の気持ちが

そのお手紙には記されていました。

間取りだけではなくて

色や素材形から照明器具

家具からカーテン類まで

勿論・・・庭(外構)エクステリアの範囲まで。

僕は建築家です、勿論「建築士」です。

建築家(建築士)だから

設計する事、図面を描くこと本分だと

思われている方も多いかもしれません。

勿論「それが生業」ですし「それだけ」の人たちも多いです。

だけど僕は、基本的に「住まい造り」と「暮らし」そのものを

家づくりの本分と考えています。

暮らしについてきちんと話を聞かせていただき

住まい手さんの価値観をくみ取りつつ

何が必要で何が必要でないのか?

機能面や性能は勿論「前提条件」として

暮らしの価値基準を紐解きながら

暮らしが「徳」・・・「品性・恩恵」を持ちつつ生み出すように

住む場所が変われば

ある意味で「人生」が変化するという事。

可能な限りよい意味での

変化が生まれる環境の整理整頓と工夫を・・・・・。

見た目だけでのデザインではなくて

暮らし本質についての設計を

住まい手さんに対して提案しています。

約13年間、勤務建築士として

設計事務所に勤めていましたが

その時に味わったこと

そして感じたこと、

知ったこともありましたが

一番大きなターニングポイントは

自身の家をその時代に建てた事。

自宅を新築したのはもう20年以上前の事ですが

家族との「浅い対話」や「工事業者」の選定と「浅い打ち合わせ」

その工事業者(工務店)が抱えている職人さんたちの資質、

家づくりに対する「価値観」。

それが十分な成功ではなくて「周囲も含めて」

反面教師だったことが今の自分の思考と

建築と住まい手さん、

そして暮らしへの「携わり方」を育ててくれたと思います。

業者や商品メーカーからの意見は

何から出てきているものなのか?

そこしか見ていない

生活を熟知していない「つくり手側」の意見が

何を発生させてしまうのか?

空間と暮らしの融合まで熟知できない関係者が

なにをしてしまうのか?

数え上げればきりがありませんけど、

家と暮らし全般に対する暮らしの意味が持つ結果と

家に対する思考もすべてに近いほど・・・・・。

その経験があったからこそ「住まい」に対する

価値観の設計に関しては「マニュアル」の

コンサル的なところとは勿論「距離」を置いています。

浅くない時間を使う意味と

段階的な密度の提案、

その提案のカタチには僕なりの意味があります。

家は体験と体感からしか成立しません。

認識やパーソナルエリアが持つ意図等

数値化ではないそれら・・・・・。

そういうところを含めて

思考の原点はそこに。

話しが随分脱線してしまいましたが

暮らしの提案と住まいについて

心地よく住まい手さんが

日常を日常として

でも変化のシーンに特別な時間を

深みをもって過ごしていただいていることに感謝です。

家がどんな場所であるべきなのか?

暮らしに対しての価値観を

丁寧に紐解きながら

過ごし方の提案から生まれる日常の上質な時間。

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

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